更新日:2023年06月14日 15:00
仕事

大手企業を1年未満で突然辞めた新入社員、退職理由は「彼氏の転職」にモヤモヤ

 多くの企業が新入社員を迎え入れる春。新卒はもちろん、転職してきた人たちで職場の空気は一変する。だが、そこに上司や先輩を困らせる自分勝手な“モンスター新入社員”が紛れ込んでくることもあるのだ。“個”が尊重される時代においても、組織としては悩ましい問題である。
桜

写真はイメージです。以下同(Photo by Adobe Stock)

 男女を問わず、若手のなかには社会人生活に対して「仕事よりも恋愛重視!」と考える人も少なからずいる。今回は、せっかく大手企業に就職したにもかかわらず、彼氏の転職に合わせて突然退職した新入社員のエピソードを紹介しよう。

「仕事よりも恋愛重視!」1年未満で辞めた新入社員

 都内の大手メーカーに勤めている富田紗枝さん(仮名・30代)が、“彼氏の転職”を理由に辞めた新入社員のS(女性)についてこう話す。 「彼女はもともと大学院への進学を希望していたみたいですが、それが叶わなかったみたいで。就職活動で唯一採用されたうちの会社に『仕方なく入社した』とのことでした」  とはいえ、富田さんの勤める会社は採用倍率が高いため、Sのような新入社員は珍しいケースだったそうだ。各新入社員に1名ずつ、同じ部署の先輩社員が教育係として業務などのサポートをする制度があり、富田さんはSの担当になった。

「大学の先生が大好き過ぎて」略奪愛に成功

「Sは、外見的には派手ではなく爽やかな印象で、一生懸命に業務に取り組んでいました。業務だけではなく、初めての上京や社会人生活に馴染めるようにすることも私の役割のひとつでした。そのため、プライベートの話をすることもあったのですが……」  よくよく聞いてみると、Sの見た目からは想像もできないほどの積極的な恋愛ぶりに驚いたという。 「通っていた大学の先生が大好き過ぎて、遠距離だけど猛アタックしているとかで。でも、その先生には婚約者がいるというのです。『絶対に結婚してほしくない!』と。そして、その熱意が伝わったのか、略奪愛に成功したのだとか」
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突然の「辞める」宣言に唖然
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2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。

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