聞きなれないアングラ稼業【地面師】ってなんだ

大学生の新卒内定率がどん底といわれる昨今。しかし、アングラ業界は今も、高収入で人材不足が続いている。どうやったら就職できるのか? いくら稼げるのか? そんなギリギリな仕事の秘密に迫る。思わぬ天職が舞い込むか、それとも捕まって塀の中か…… 究極の就職案内がここにある! これぞ高収入の真骨頂!? 違法業種の舞台裏 【地面師】 平均収入   0~数億円 危険度    ★★★★★ 就職難易度 ★★★★
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「『所有権はあるが、登記はしていない』など、曖昧かつ複雑な事情を持った不動産を見つけてきて、土地を欲しがっている第三者にハメ込む。完全に詐欺的な仕事です」  とは、経済ジャーナリストの須田慎一郎氏。主に地面師が狙うのは、所有者の確認が難しい「売り地」だ。あたかも地主のふりをして売却したり、金融業者から融資を受け取るというのが、典型的なやり口だ。この仕事に就くには、手始めに不動産業はもちろん、警察官など、「どういう性質の土地なのか?」「買いたがっている人はいるのか? それはどんな人か?」といった特殊な情報・人脈に精通したうえで下準備をしていく必要がある。だが逆に、売却物件と買い手のアテンドができるのなら、明日からでも名乗れる職業なので、腕次第といったところだ。 イラスト/石井匡人 ― 高収入[アングラ稼業]就職案内【12】 ―
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