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中咽頭がんになったワッキーが語る闘病生活「毎日のように吐き気と闘っていた」

副作用に苦しむ日々

危ない健康習慣 2か月の入院期間を終え、無事に復帰はできた。だが、“ある副作用”がワッキーのその後の生活を苦しめる。 「味覚がほぼなくなったのと、唾液も全然出なくなりましたね。今は多少戻ってきてはいるんですが、お医者さんいわく、完全に元通りになることはないらしいです。  僕にとって一番つらいのは唾液のこと。芸人は舞台に上がってなんぼなんで、以前やっていた10分のコントなんていうのはまず無理。だから、相方のヒデさんに了解を取って『水を飲む』シーンを入れるようにしました」

健康芸人というキャラが僕を救ったし、貶めた

 以前は、健康診断にもしばらく行っていなかったというワッキー。「根っからの健康芸人である!」という自負が、大病を患った一因ではないかと振り返る。 「やっぱり『自分ががんに罹る確率なんて相当低い』っていう気持ちはずっとありましたね。だから、食べるものの内容や時間帯なんて全く無頓着で。深夜収録終わりにごはんを食べることも日常茶飯事でしたし、寝つきの悪い夜は、強いお酒をグビッといってから、寝床に入ることも多々ありました」
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