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Juice=Juiceが描く新しいグループの形

気づけば今は新しいグループに

Juice=Juice──マスコミの囲み取材とかでも意見を求められることが多いのでは? 植村 確かにそれは急激に増えました。そういうとき、私はあえて新メンバーに話を振るようにしているんですよ。そうすることで、いろんなメンバーの魅力が伝わるかなって。リーダーの話ばかり記事になっていても面白くないじゃないですか。似たようなことしか言えないわけですし。それよりも「うちのグループにはこんなメンバーもいるんですよ」ってアピールしたいし、いろんな考え方を伝えていけると思うんですよね。 稲場 こういうことをナチュラルに言えるところが、うちのリーダーの素晴らしいところです! ──さてそんな素晴らしいリーダーに、稲場さん卒業と新メンバー加入で生まれ変わるJuice=Juiceの展望を教えていただけますか。 植村 Juice=Juiceというグループは、5人で頑張っていた時代が長く続きました。その頃は「ライブに力を入れている」とか「曲が大人っぽい」という強みをよく指摘されていたんですね。それから月日が経ち、新しいメンバーも増えると同時にオリジナルメンバーも1人ずついなくなり、気づけば今は新しいグループに生まれ変わっていると感じるんですよ。やっぱり明らかにグループの雰囲気は前と違いますから。ここ数年は若いメンバーが増えたことで、フレッシュ感が増したという手応えを私は感じているんです。 ──ジュースが、さらにフレッシュになった? 植村 本当にそんな感じかもしれない。新しいものが作られるときってドキドキワクワクするじゃないですか。今のJuice=Juiceは本当に見所が多いと思うので、ぜひ注目していただけたらと思います! 取材・文/小野田 衛 撮影/武田敏将
出版社勤務を経て、フリーのライター/編集者に。エンタメ誌、週刊誌、女性誌、各種Web媒体などで執筆をおこなう。芸能を中心に、貧困や社会問題などの取材も得意としている。著書に『韓流エンタメ日本侵攻戦略』(扶桑社新書)、『アイドルに捧げた青春 アップアップガールズ(仮)の真実』(竹書房)。
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