風呂上がり。軽くタオルドライをしたあと、サクセスを頭皮にシューッと噴射。ああ、冷たくて気持ちいい。炭酸ジェットが頭皮の隅々までしみこんでくる感じだ。「髪の成長期を保ち、抜けにくい強い髪を育む」という商品コピーどおり、鏡に映った自分の髪が「まだまだイケる、成長できる」とメッセージを投げかけてきている気がする。頭皮マッサージも含めて数十秒の作業なので毎日するのも億劫ではなく、特にこの時期、風呂上がりにサクセスをシュッとしてベランダに出ると、夜風が冷たく感じられ、サウナ浴の水風呂と外気浴を組み合わせたような気持ち良さだ。 　電動ヘッドブラシはサクセス噴射後に使用。実はカチコチに固まっているという頭皮に対して、こめかみから側頭部、そして頭頂部へと当てていく。頭皮に軽く触れさせるだけで、ほどよい振動が伝わってくる。こちらの使用時間も最大3分と短いので、ズボラなマエザワでも毎日続けられる。 　日中、取材や撮影が多くて辛い日でも「家に帰れば自宅のヘッドスパが待ってる」と思えば、オアシスが見えた砂漠行軍のような達成感。日常にメリハリがでてきた。 　夜の風呂上がりと、朝の寝起きの洗顔後。1日2回の自宅ヘッドスパ生活を実践して1週間が経過。髪に成長を促す記者の気持ちに髪も共感してくれたのか、力強く成長してくれている気がする。 　朝の目覚めにはシャキッとするし、スタイリングの際の髪の立ち上がりもいい気がしてくる。夜は日中に溜まった疲れがスッキリ取れるので、心地よく眠りにつける日が多くなったといいことづくめ。妻に頭をクンクンしてもらうと、「あれ、くさくないよ」と目を丸くされた。これは……イケる！ 　継続することの大切さを実感した夏の頭皮ケア生活。これからも続けていこうと思う。＜文／マエザワ＞