TIF2022で起きた奇跡!? 曇天も虹色に変えれる、ナナランドのパフォーマンス
3日間東京・お台場で行われている世界最大のアイドルフェスTOKYO IDOL FESTIVAL2022(以下、TIF2022)の、最終日である8月7日SMILE GARDENに立ったナナランド。
7月31日に、デビュー4周年記念ライブ「ナナランドの日2022」をLINE CUBE SHIBUYA(東京)で行い、5年目を迎えさらにパワーアップした彼女たち。グループとしての初フォトブックの発売と、メンバー・峰島こまきの1st写真集の発売も発表されるなど、非常に勢いのあるアイドルグループだ。
朝から曇天が広がるSMILE GARDENだったが、ナナランドの登場を待っていたかのように一転晴天に。周年ライブで披露された新衣装に身を包んだ7人の登場に合わせてリーダー・大場はるかが力強い声で「TIF最終日、ナナランドと盛り上がっていきましょう!」と叫び「走れ」を披露する。クラップとヘドバンの応酬で、一気に会場のボルテージを上げていく。
続く2曲目は、新体制初の新曲「なんじゃこりゃ」をパフォーマンスする。”ナナランド王国の魔法使い”というグループの世界観が存分に感じられるポップでコミカルな振りに合わせ、息の合ったパフォーマンスを展開していく。曲中の峰島と竹内月音の〝好きだよ!”というセリフで会場がどっと沸くのが、声出し不可のフェスでも感じ取れた。3曲目はキラーチューン「冗談じゃないね」を披露する。可愛らしい曲から一転して、オタ芸を彷彿とさせるパワフルな振付に、会場に集まった観客達も力強いクラップで応えた。峰島が感極まって「TIF楽しいぞー!」と、夏空の下に集まったオーディエンスに向かって叫ぶ場面も見物だった。
「次が最後の曲です! 最後まで出し切りましょうー!」と、大声で全力パフォーマンス宣言を果たすと、ラストソング「ビビデバビデチュ」のイントロが流れてきた。この曲は彼女たちが所属するコレットプロモーション代表の古谷完氏が、ナナランドの前身であるdropと、リーダーの大場をイメージして最初に作詞した曲で、まさに彼女たちの原点ともいえる一曲だ。
大場の「最終日もTIF、一緒に思い出作りましょうー!」という声にはじまり、「君のこと想えばなんだって僕はできるのさ」という歌詞にもあるように、メンバーとファンとの絆を再確認するように歌い上げて、大盛況のまま最終日のメインステージでのパフォーマンスを終えた。まさに“曇天も虹色に変えれる”と感じずにはいられない、晴れやかなライブパフォーマンスを見せつけてくれた。
ナナランドは今回から始まったTIFが主催する新プロジェクトである「アイドル総選挙」にもエントリーしており、2日目までの予備選挙で2位。最終日のHOT STAGEグランドフィナーレにて開催された本選でも第1位の「#ババババンビ」につづく第2位となった。惜しくも優勝は逃したが、TIFに集結したアイドルファン達の心に大きな爪痕を残せたことは間違いないだろう。
<セットリスト>
1.走れ
2.なんじゃこりゃ
3.冗談じゃないね
4.ビビデバビデチュ
取材・文/須藤リョウジ 撮影/星亘
登場した途端に、曇天から晴天に。奇跡の‟晴れ女”グループの爆誕
ラストソングではナナランドの原点へ
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