ついにUSB-Cを導入? 噂が飛び交うiPhone 14のスペック
※写真はイメージです。以下同
9月の発売が噂されるiPhone 14シリーズ(正式名称は未定)。巷のリーク情報によると、miniモデルが廃止、「A16 Bionic」のチップを搭載、USB-Cの導入、ミリ波対応の可能性があるなど、iPhoneファンから熱視線が注がれている。
円安やコロナ禍による部品調達の高騰化などの影響を受け、すでにiPhone 13は値上がり。当然のように14も高くなることが見込まれているが、圧倒的人気というポジションは不動。新機種購入のため、今から機種変更を視野に入れている人も多いだろう。
機種変更のきっかけの一つとなるのが、
バッテリーの劣化。正規店でバッテリー交換を行えば、通常7,500〜9,800円かかり、仮に何年も使っているスマホであれば、自ずと機種変更が頭をよぎる。しかしながら、前述した通り、ほぼ確実に高騰化し、安くても10万円超えとなるiPhone14には簡単に機種変更できないという人もいるはずだ。であれば、
できるだけ長く使いたいというのが正直なところだろう。
では、そもそもiPhoneのバッテリーとはどれくらいもつのだろうか? 格安SIM・格安キャリアの情報サイト「
モバワン」を運営しているスマホのプロに聞いた。
バッテリーの劣化で起こる不具合。ときにシャットダウンも
バッテリーの寿命について、Appleの公式サイトなどで明確なコメントはないが、一般的には3年とされている。ただ、公式サイトには「iPhoneのバッテリーは、フル充電サイクルを500回繰り返した時に、本来の容量の最大80%を維持できるように設計されています」と明記され、1日1回フル充電すれば、約1年半という計算。とはいえ、最近のiPhoneで毎日フル充電するほど利用することはなく、やはり3年という期間は現実的なのだろう。
モバワン担当者によれば、「
バッテリーの寿命は使い方によっては大きく変わる」という。寿命が近づいてきたときの症状が以下の8つ。
・充電の減りが速くなる
・バッテリーが熱を持つ、膨張する
・アプリを使うと一気にバッテリーが減る
・電池残量があるのに突然シャットダウンする
・アプリの起動に時間がかかる
・スクロールが短くなる
・バックライトが暗くなる
・アプリの動きがカクカクする
ご存知の方も多いと思われるが、iPhoneはバッテリーの状態を確認することが可能で、下記の手順でチェックできる。
①設定を開き「バッテリー」をタップ
②「バッテリーの状態」をタップ
③「最大容量」の数値を確認
④ピークパフォーマンスの項目を確認
ちなみに「最大容量」に表示されている数値は、新品時と比較したバッテリー容量の基準。こちらが劣化すると、1回の充電で使える時間が短くなることがある。Appleが公式サイトに記載している「80%」という数値はこの最大容量を指しており、80%を下回るとさまざまな不具合が起こるとされ、バッテリー交換すべきタイミングと言われている。
日本の出版社での編集経験を経て、タイに移住。タイやミャンマー など東南アジアで約10年、ビジネスからカルチャー、ライフスタイルまで取材する。コロナの影響で帰国し、現在はWEBマーケティング会社に勤めながら、時折、執筆活動も行っている。
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