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3G回線が停波「親のガラケー、どうやってスマホに変える!?」通信のプロが説得方法を伝授

auはすでに3G回線を終了、ドコモとソフトバンクは提供中

携帯電話 ガラケー

※写真はイメージです。以下同

 ついに携帯通信3G回線(以下3G)の停波が発表された。ドコモ・au・ソフトバンクの3社が、3Gのサービスを提供開始したのは1999年、2010年頃まで第一線で活躍した。当時、iモードや二つ折りケータイを使っていた人も多いはず。  では、いつ完全に終了するのか、というのが懸念点だと思われるが、すでにauは2022年3月31日をもって停波。ドコモとソフトバンクは現在も提供中で、楽天モバイルはそもそも3Gに対応していない。格安SIMに目を向ければ、au系のUQモバイルは終了、ソフトバンク系のワイモバイルとLINEMOは今も提供しており、ドコモ系のahamoとau系のpovoは最初から対応していない。  ドコモは順次サービスを終了し、2026年3月31日に完全終了と発表。ソフトバンクは2024年1月下旬と発表しており、それまでに4G回線や5G回線に対応している端末に機種変更しなかった場合は自動的に解約となる。ワイモバイルとLINEMOも2024年1月下旬にサービスを終了。すでに3Gを利用できないエリアも広がっており、早々に機種変更や乗り換えをした方が無難だろう。

親をガラケーからスマホに変えさせる説得術

ガラケー ただ、3Gが終了するものの、実はガラケーが使えなくなるというわけではない。ガラケーにも4Gに対応する機種があり、それらは当然使い続けることが可能で、大手通信キャリアからは「ケータイ」や「4Gケータイ」として販売されている。  たとえ中年でも、さすがにガラケーユーザーは少なくなっているものの、高齢者に目を向けると必ずしもそうではない。「使い慣れたものを変えたくない」という親をスマホに移行させるのは決して簡単ではないが、何かあったときのため、円滑なコミュニケーションという観点からも、これを機にスマホに切り替えてもらうのが最善なのは間違いない。  そこで通信メディアを運営するプロのモバワン担当者から「親をスマホに切り替えるための説得術」を聞いた。
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デメリットに対する説得材料
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日本の出版社での編集経験を経て、タイに移住。タイやミャンマー など東南アジアで約10年、ビジネスからカルチャー、ライフスタイルまで取材する。コロナの影響で帰国し、現在はWEBマーケティング会社に勤めながら、時折、執筆活動も行っている。

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