「頼めば誰でも“お世話”してくれる」都市伝説のような女子大生との悲恋
こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。
僕はLINE公式サービス『トークCARE』にて、年間約1500件のペースでチャット恋愛相談を受けています。また知人経由で対面の相談を受けることも多く、性別・年齢問わずさまざまな方の恋のお悩みをうかがってきました。
高校時代にバスケ部でならした高峰さんは大学でもバスケサークルに入り、そこで出会ったのが、同じく1年生でマネージャーとして同じサークルに入ってきた人文学部の景子さん(仮名)だったそうです。
「景子ちゃんは美人というわけじゃないんですけど、いつもニコニコ笑顔でかわいらしい印象の子でした。中高と女子高だったらしいんですけど、男子にも自分からガンガン話しかけるので、男女問わず誰とでもすぐに打ち解けるタイプ。同じ1年ってことで景子ちゃんから僕に話しかけてきてくれたので、入学から1ヶ月ぐらい経った頃には、2人でランチをしたりカラオケに行ったりするぐらいの間柄になっていましたね」
高峰さんは景子さんに恋愛感情を抱いていましたが、当時はまだ女性との交際経験がなく、どうアプローチしたらいいのかわからず……。とはいえ、景子さんも「今まで彼氏いたことないよ」と語っていたため、そこまで焦ってはいなかったんだとか。
「でも知り合って3ヶ月経った7月に、二人でカラオケに行った日からが急展開でした。いきなり景子ちゃんが『悠くんってキスしたことある?』って聞いてきて、ないと答えたら彼女からキスしてきたんです。しかもいきなりディープなやつ。さらにその日、僕の一人暮らしの部屋に来たいと言うので連れ帰って、景子ちゃんから積極的に迫って来て大人の関係に……」
片想いしていた女子と一線を越えたというノロケ話かと思いきや、高峰さんは嬉しさよりも戸惑いのほうが圧倒的に勝っていたそうで……。
「『好き』とか『付き合おう』っていう言葉もなく身体を重ねたことが、僕としては微妙でした。それと景子ちゃんが妙に慣れてて、明らかに初めてではなかったことに驚きましたね。もちろん僕は初めてだったので、彼女がもう経験済だったのがかなりショックでしたよ」
高峰さんいわく、「景子ちゃんが僕に告白させない空気を出していた」そうで、自分の恋愛感情や付き合いたいという気持ちを伝えられないまま、月1回程度の頻度で高峰さん宅にお泊りする関係が続いていたんだとか。
「だけど10月頃になって、景子ちゃんの噂をいろいろ耳にするようになったんです。まず、バスケサークル内で景子ちゃんは頼めば“お世話”してくれるって噂になってたみたいで、少なくても3人の先輩は彼女と関係を持っていたそうです。彼女の所属する人文学部でも同じような噂が流れていたようで、学部の男友達2人とノリでラブホに入っていったっていう話もありました。あとは景子ちゃんの高校時代の女友達から元彼を紹介されて、その友達の元彼の仲間内で都合よくまわされていたっていう話も……」
さて、「公衆トイレの壁に書かれた電話番号にかけると謎のビッチに繋がる」という都市伝説や、「地元の○○高校に頼めばどんな男でも“お世話”してくれるビッチがいる」といった話は、誰しも一度は耳にしたことがあるでしょう。
しかし、そういう女性を直接知っているという方は、意外と少ないのではないでしょうか。
今回は会社員・高峰悠輔さん(25歳・仮名)が大学生時代に片想いしていた女性とのエピソードをご紹介します。
※この記事は本人の許可を得て掲載しています。ただし、プライバシー保護のため実際のエピソードから一部変更しています。
サークルで出会った大学1年女子に恋をした
大好きな女子の噂
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『文春オンライン』、『smartFLASH』などにコラムを寄稿。LINE公式サービス『トークCARE』では、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。X(旧Twitter):@SakaiyaDaichi
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