更新日:2023年07月27日 16:42
恋愛・結婚

妻が会社の同僚と「不倫」。証拠を掴んで問い詰めると意外な反応が

朝帰りを繰り返すように

ホテルのベッドの乱れたシーツ 異変が起こったのは結婚して数年経ったときのことだった。  ノイさんはバンコクの一般企業で働いていたのだが、急に朝帰りを繰り返すようになった。仕事が忙しくてどうしても朝帰りになってしまうという。  しかし、タイの企業は日本の企業と違って残業なんてほとんどない。定時になる前から帰り支度を始め、定時になると同時にみんなで一斉にタイムカードを切るのが当たり前なのだ。会社に泊まり込んで仕事するタイ人なんて聞いたことがなかった。  小木さんは「こいつ、まさか……」と思った。

同僚の日本人と「不倫」

 その疑惑が確信に変わったのはノイさんが久しぶりに家にいたときのこと。彼女が部屋の隅でこそこそと電話で誰かと話していたので、そこに近づくと、慌ててぴゅうッと外に逃げ出したのである。  これで浮気(不倫)は確定した。問題はその証拠をどうやって掴むかだが、これもあっさりと解決したという。 「ノイと同じ会社に勤める共通の知人が証言してくれました。しかも浮気相手は会社の日本人の同僚。日本人というのがまたショックでした。結局、彼女は日本人なら誰でもよかったのではないか……という思いにさせられたからです」
次のページ
「嫉妬は愛ではない」と気づいた
1
2
3
自称冒険家兼ライター。インディ・ジョーンズマニア。
記事一覧へ
おすすめ記事
ハッシュタグ