恋愛・結婚

女性が「全くタイプじゃなかった男性」を好きになってしまった瞬間。たった1度のデートで…

もしも結婚したら…妄想が膨らむ

「Yさんのリュックって、どれだけの物が詰まっているの? もしかして四次元ポケット? って、笑いそうになってしまいました。まるでドラえもんみたいに今必要なアイテムを出してくれるYさんは、頼りになるなぁと思いました」  菜摘さんは、ついこんな妄想をしてしまったと言います。  あらゆる事態を想定し、準備万端に整えているYさんと結婚したら、どんなに心強く穏やかに暮らせるのかなあ——。 「Yさんは1人キャンプが趣味で、機能的で持ち運びしやすい物が大好きなんだそうです。キャンプでの失敗談を面白おかしく話してくれて、その時に『あ、Yさんって笑うとカワイイ顔しているな』とキュンとしてしまったんです」

相手に寄り添う気持ちが大事

 それからデートを重ねた2人は……。   「最初は顔がタイプじゃないとか失礼なことを思っていましたが、結局、私の方からグイグイいく形でお付き合いが始まりました。やっぱり隣にいて心地の良い男性が1番良いんだなと気がつきました。あ、今はYさんの顔も大好きですよ(笑)」  Yさんのように先を見越して準備ができる男性は、相手に寄り添う気持ちがあるように感じられます。女性からの好感度は高いでしょう。彼女に安心感を与えられたなら、顔がタイプかどうかなんて関係なく、気持ちが動いてしまうのかもしれませんね。 <取材・文・イラスト/鈴木詩子>
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。
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