ただ……冒頭書いた通り、ビジネスモデルとしてはアパレルの究極形といえるでしょう。 　秘密の多い企業のため実際、この低価格がなぜ実現できているのか、リードタイムの短さがいかに生産国だから(ZARAやユニクロは生産国ブランドではない)とはいえ、具体的にどのような方法で実現されているのか不明です。 　そのあたりは今後、アパレルジャーナリストの手で明らかにされていくかもしれませんが、現時点で「システムだけ」を見るなら究極のビジネスモデルでしょう。 　まだまだ出たてのブランドであるため、当然品質やデザインは競合に劣る。しかし、もし時間の経過で品質やデザインクオリティが加わったら……と思うと。他社は戦々恐々のはずです。 　現時点ではまだまだクオリティに難ありで、ネット上を見ても品質に対してネガティブな意見が多いですが……今後はどうなることやら。定期的にチェックしてレポートしていきます！ファッションバイヤー。最新刊『MBの偏愛ブランド図鑑』のほか、『最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超！ （Twitterアカウント:@MBKnowerMag）