スポーツ

「最初に蹴ってくれて…」森保監督の“優しい言葉”が選手に与える心理的効果とは

代表監督に必要なことは「すべてを信じきる力」

森保一

写真/日本雑誌協会

 最後に、心理学的目線でサッカー代表監督に必要なことを伺った。 「すべてを信じきる力と選手のアイデンティティを上げる力だと思います。『ありがとう』はとてもパワーのある言葉で、言った人も言われた人も嬉しいものです。それもそれぞれに対して言っていたことで、『あなたを見ていますよ』とのメッセージも込められています。このような信頼関係があることでより深い意思疎通ができるようになるのです」  ワールドカップ開催前は代表メンバーの発表の際に批判的なコメントが見受けられていたが、最終的には人間性に称賛の声が上がる結果となった森保監督。今後の彼の言動にも注目したい。 取材・文/日刊SPA!編集部
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