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篠田麻里子の流出音声問題。衝撃の“不倫否定”から見える「上からマリコ」の素顔

ステータスの獲得っぷりは、まさに「上からマリコ」

 アイドルとして名を売った後は、「交際0日」でお金持ちと結婚して、子供を作り、ママタレとして活動するという、非常にわかりやすいステータスを一つ一つゲットしていった。それは、あたかも世間に対して一つ一つマウントを取るかのように感じられる。まさに「上からマリコ」である。  現代人は、幸福とは「他人が羨ましがる生活をすること」と思ってしまうのかもしれない。食事ですら、SNSでいちいち見せびらかす社会に居れば、そうした気持ちになるのは必然だろうか。

よりちやほやしてもらえる場所を求めた麻里子様

 麻里子様は、全部を手に入れた。しかし、それを自らぶち壊しにしてしまう行為に走ったのは、不思議にも思える。  しかし、他人が羨ましがるものを全て手に入れてみたものの、麻里子様の人並み外れた闘争本能は、結婚生活という籠に閉じ込められて、行き場を失ってしまったのかもれない。上からマリコの習性は、よりちやほやしてもらえる場所を求めずにはいられなかったのだろうか。  流出音声の中では、あれほど泣いて不倫を謝罪していたにもかかわらず、篠田麻里子は「自分が不倫した事実はない」とマスコミに発表した。呆れつつも、ある意味凄いと感心する。これは、夫と全面的に争う姿勢の表明と取ってもいいだろう。闘争本能の権化、上からマリコの面目躍如である。
1968年生まれ。構成作家。『電気グルーヴのオールナイトニッポン』をはじめ『ピエール瀧のしょんないTV』などを担当。週刊SPA!にて読者投稿コーナー『バカはサイレンで泣く』、KAMINOGEにて『自己投影観戦記~できれば強くなりたかった~』を連載中。ツイッター @mo_shiina
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