語学、スポーツ、音楽などは、日本全国どこを探しても教室が多い。オンライン授業や通信添削、通学など今はさまざまな選択肢があるだろう。けれどもシナリオスクールの数は少なく、受講を希望する生徒もそう多くはない。実際に興味が湧いても「学校が存在することさえ知らない」なんてケースさえある。 　学校といえど受講期間は半年〜長くても一年以内、三ヶ月程度の短期集中コースが一般的だ。 　私がネットで探していた時は、どの学校も通信添削か通学のどちらかしか選択肢がなかった。口コミを見ていると「通信だけでは物足りない」といった声も多く、直接教わらないことのデメリットは大きいらしい。通学の方が疑問をすぐに解決できる点もあったことから、迷わず通学タイプを選んだ。 　ちなみに学費に関しては完全にピンキリ。通信添削は基本的にどこも安いが、通学になると値段に幅が出やすい。有名講師の在籍やゲスト出演、教室の場所、教材費、学校のネームバリューによってはそこそこ費用がかかる。 　だいたい授業が全8〜10回で7万〜10万円前後。基礎コースか、応用コースかでも金額が変動し、プロ育成コースなるものは20万円近くに上ることも多いらしい。「書くだけだから安い」と思われがちだが、思いのほか授業料が高い傾向にあるのだ。