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元セクシー女優が暴露する「クチコミ評価最低の会社」で言われた“衝撃の一言”

 フリーライターのたかなし亜妖と申します。WEBコラムや映画・漫画レビュー、時にシナリオなどジャンル問わず文章を書く日々です。2016年に「ほかにやることがなかったから」という理由でセクシー女優デビュー。なんとなく入った業界で気づけば2年半が経過したところで、引退を決意しました。  その後は何事もなかったかのようにシレッと昼の世界へ出戻り。ライターになり早4年が経とうとしています。  以前、転職活動記で「過去の仕事を隠して挑んだ面接」について書きましたが、今回は番外編として、他にもあった面接での出来事を綴っていこうと思います。

クチコミ評価最低の会社に面接を受けに行った話

たかなし亜妖さん

元セクシー女優で現在はフリーライターの「たかなし亜妖」

 転職の際に多くの社会人が確認する転職用クチコミサイト。実際に働いていた(もしくは現在勤務している)人たちの評価が生々しく書かれており、評判が悪いと☆5つ中1点をつけられることも珍しくはない。  星が5つ揃う会社などまずないが、流石に1〜1.5点の職場は避けたいだろう。  昼職転職記の本編には書かなかったが、実は採用通知がきたあと別の会社の面接を通過した私。しかし、そこは滅茶苦茶クチコミが悪く、☆1という恐ろしき数字を叩き出していたのである。  今回は明らかにヤバそうな会社へ敢えて面接に行った話をしよう。  先に結果を言うと、クチコミサイトの信憑性はなかなかのもので、ここまで主観が入っていない評価はある意味珍しいのでは……と思ってしまったのだ。

クチコミ評価☆1、最低ランクの数字が私の心を掻き立てた

 私の職探しは大変いい加減なものだった。当時は転職用クチコミサイトの存在など知らず、シナリオライター求人に片っ端から応募。通過次第面接へ行けばいいくらいに考えていた。サイトの存在を知ったのは、☆1評価である会社の書類が通過した後のことだ。  クチコミを読むと悪口の嵐。投稿者全員がすでに退職済みで、「ワンマンが過ぎる」「残業が当たり前すぎて最悪です」「社員全員洗脳」といったマイナスな言葉ばかりが並べられていた。「二度と働きたくない」「この会社に入ったこと自体を後悔している」など、完全に憎しみがこもっているではないか。  明らかに面接辞退をすべきなのは分かっていたものの、低評価が逆に好奇心をくすぐってくる。もう勤め先は決まっており、すっかり調子に乗った私は興味本位で面接の日程を取り付けた。  どんなヤバい光景が待ち受けているのだろう。何かが起きればいつかネタになるし、と軽い考えで面接へ臨むこととなる。(実際にこうしてネタになる日が来たのだが……)
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面接は序盤から嫌な雰囲気に…
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元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya

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