更新日:2023年02月24日 09:26
仕事

元セクシー女優の転職活動記。フリーになって体験した「クラウドソーシング」の闇

 フリーライターのたかなし亜妖と申します。WEBコラムや映画・漫画レビュー、時にシナリオなどジャンル問わず文章を書く日々です。2016年に「ほかにやることがなかったから」という理由でセクシー女優デビュー。なんとなく入った業界で気づけば2年半が経過したところで、引退を決意しました。  その後は何事もなかったかのようにシレッと昼の世界へ出戻り。ライターになり早4年が経とうとしています。

フリーライター初心者の味方「クラウドソーシング」とは

たかなし亜妖さん

元セクシー女優で現在はフリーライターの「たかなし亜妖」

 以前書いた転職活動を経てフリーライターの道を決意した私だが、最初は仕事の取り方を知らなかった。まだセクシー業界から抜けたばかりのナマケモノに、お情けで案件を回してくれるような知り合いもいない。おまけに経歴もゼロだ。  どうするか困っていたところ、ネットでライターとしての働き方を検索していると、クラウドソーシングを勧めるブログ記事を見つけた。  クラウドソーシングとは、クライアントがネットを通じて受注者を募り、案件を依頼する業務形態のこと。名前を聞いたことがあったものの利用した経験はない。登録も無料ですぐに着手できることから、私は早速チャレンジした。今回はその時の体験談を語ろうと思う。

クラウドソーシングサイトのいいところ

 クラウドソーシングのサイトを覗くと、たくさんの案件が並んでいる。ライティングだけではなくデザイン、動画編集、事務作業、開発などジャンルは幅広く、簡単なお小遣い稼ぎ程度の内容から、大金が動くプロジェクトまでさまざまだ。  ただ仕事が獲得できるだけではなく、サイトを仲介して報酬が振り込まれるため、支払いを誤魔化される心配がない。自ら請求書を作る手間も省けることから、副業やフリーランス初心者には優しいシステムである。 「自分で仕事を探して取る」、私がこの感覚を知ったのもクラウドソーシングを利用し始めてからだ。たとえ金額が安くとも達成感が得られるため、はじめの一歩を踏み出すには非常にちょうどいいものだった。
次のページ
お小遣い並の報酬に愕然とすることも…
1
2
3
4
元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya

記事一覧へ
おすすめ記事