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パチンコ店の来店イベント復活なるか。“1時間150万円”のギャラを払っていた時代を元ホール関係者が語る

抜群の稼働率!! コスパ最強のタレントとは

パチンコ台

写真はイメージです

 人によってギャラに違いはあれど、決して安いとは言えない金額。大物タレントを呼んで集客率アップは見込めたとしても、集まってくれたお客さんが遊技してくれないとホールとしては意味がない。だが、呼べば確実に稼働率がアップする芸人が存在したそうだ。 ——人が集まっても稼働率アップに繋がらないと費用対効果が悪い気がしますが……。 A氏:「あのホールは芸能人が来るお店」というイメージ付けをするだけでも意味があります。ただ稼働率アップの面で言うと、抜群に良かったのが江頭2:50さんですね。なぜかと言うと、登場して軽くトークをした後、お客さんに絡みにいくんですが、絶対に打っているお客さんにしか絡まないんですよ。いつも一緒に来店するMC役の寺田体育の日さんが事前に告知しているので、打っていないと握手もツーショット写真も撮れないことをお客さんはみんな知っています。だから、普段全くパチンコを打たない江頭ファンが、海物語でワケも分からず全開の右打ちをしてるなんてこともありましたよ(笑)。それで、いざ江頭さんが回ってくると「俺、打ってるから握手いいよね?」っていうノリなんですよ。 ——たしかにそのルールだと効果的ですね。 A氏:特設ステージでトークしたり歌ったりすると、それを見ている間は稼働が止まります。パチンコは1分で100発(400円分)打ち出されるので、30分のショーを100人が見ていたら120万円の売上減。だからホールとしては、シマの中に入って稼働中のお客さんに対して握手や写真のサービスをしてくれるタレントさんの方が断然嬉しいんです。 あと、江頭さんは常に全力でパフォーマンスするので体力的に2店舗が限界だからと、絶対に3店舗案件は受けませんでした。半端なパフォーマンスになるくらいならやらないと。本当にプロ意識が高かったですね。

ファンタ・オレンジがマストの大物俳優

 大物やこだわりの強いタレントを呼んだ際は、お金以外に気を遣うことも多いというA氏。駐車スペースは店舗裏口から一番近いところを確保、控室に必ず用意しておくモノ、特設ステージの位置など、さまざまな要望があるそうだ。 ——大物タレントを呼ぶと気を遣うことも多そうですが……。 A氏:人によっては要望がけっこうありますね。その中でも印象的だったのが、とある大物俳優さんで、来店時はミネラルウォーター3本と布おしぼり、そして「ビンのファンタ・オレンジ3本」を必ず用意していました。単純にファンタ・オレンジが好きだったそうです。
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来店イベントは可能になるのか
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