更新日:2023年03月23日 17:11
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月100万円稼いでいたパパ活女子の不安。1000万の追徴課税に怯える日々

確定申告をしていなかった

 ニュースで報じられているパパ活の報道を、遠い過去の出来事のように見ていた岸田さん。しかし、昨年末辺りから雲行きが怪しくなってきたとか。 「ギャラ飲みとかパパ活していた仲間から、『税務署になにか聞かれている?』という連絡が。どうも、派手に稼いでいたタレントなどが目をつけられていて、わたしの友達もその対象になっていたようでした。地下アイドルとしての収入はわずかだったこともあり、まともに確定申告もしておらず、それについて所属事務所から特に何も言われていませんでした。まさかパパ活のお金で税務署から目をつけられるなんて思いもしませんでした……」

税務署からの連絡に怯える日々

 実際、税務署は「取っ払い」の世界にメスを入れはじめている。ギャラ飲みで稼いだ4000万円の所得を無申告だった女性に対して、加算税を含む「1100万円」の追徴課税が課せられたことは昨年大きく報じられた。岸田さんの友人も、何かしらのルートからギャラ飲みやパパ活がバレたようだ。 「いま追徴を受けている女性たちは、パパ活のマッチングアプリを運営している会社に税務調査が入ったのが原因らしいです。わたしは、知り合いからの紹介ばかりだったので、いまのところセーフです。でも、最近私と同じく紹介だけで稼いでいた友達のところにも、『追徴課税の1000万円を払え』という趣旨の書類が届いたそうです……。自分もその子と同じくらい稼いでいたので、いつか払わないといけないのかと怯えて暮らしています」
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払う必要に迫られれば「一巻の終わり」
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1979年生まれ。雑誌編集者→IT企業でニュースサイトの立ち上げ→民放テレビ局で番組制作と様々なエンタメ業界を渡り歩く。その後、フリーとなりエンタメ関連の記事執筆、映像編集など行っている

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