月100万円稼いでいたパパ活女子の不安。1000万の追徴課税に怯える日々
女性がデートや肉体関係を提供して、金銭的なやり取りを行う「パパ活」が大きな注目を集めている。
2018年ころから話題となり、コロナ禍で仕事が無くなった女性を中心に、気軽にお金を稼げることから大ブームに。最近ではパパ活専門のアプリも登場するなど、改めて社会問題としてニュースに取り上げられることも多くなっている。
大学時代に地下アイドルとしても活動していたという岸田さんがパパ活をはじめたのは、4年前の秋。タレント仲間に誘われて金持ちの飲み会に参加したのがキッカケだったという。
「わたしはいわゆるギャラ飲みから参加していました。相手は芸能人やIT企業の経営者などで、お触りも肉体関係もなく一晩で10万円近くお小遣いがもらえる。一番稼げていた時は、3軒くらいハシゴして、1日で30万円近く稼げていました。タレントとしては全然売れていませんでしたが、ギャラ飲みでは平日でも指名が入るようになっていました」
ギャラ飲みで稼いだお金は、地下アイドルのギャラと比べて数十倍にも及んだ。
「最高に稼いだ月は200万円くらい。正直、ファンもたいしていない無名のアイドルでしたから、もっとも稼いだ月でも5万円ほど……。ただ、売れていなくても『現役アイドル』の肩書は人気が高いので、大学を卒業するまでは芸能活動も続けていたんです。コロナ禍になってからは、個別に会うパパ活にシフトし、常に5人位は確保していました。コンスタントに月100万円以上は稼いでいたと思います」
そんなパパ活では、金銭トラブルがつきものだ。今回、学生時代に荒稼ぎしていたという、IT企業に勤務する岸田佳穂さん(仮名・23歳)にパパ活とお金について話を聞いた。
一晩で10万円近くのお小遣いが
芸能活動を続けていたのは「肩書のため」
1979年生まれ。雑誌編集者→IT企業でニュースサイトの立ち上げ→民放テレビ局で番組制作と様々なエンタメ業界を渡り歩く。その後、フリーとなりエンタメ関連の記事執筆、映像編集など行っている
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