同棲宅に、半裸の彼女と浮気相手が…現場を見ちゃった男の“クールな対処法”――失恋トップ10
3月は別れの時期。そこで日刊SPA!で反響の大きかった記事から男女の別れに注目。「涙の失恋」体験談よりトップ10を発表、第3位はこちら!(集計期間は2019年1月~2022年12月まで。初公開日2019年7月20日 記事は取材時の状況)
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浮気発覚といってもいろいろなケースがあるが、なかでもキツいのが密会現場の目撃。しかも、自分たちの家で逢瀬しているところに鉢合わせしたとあっては、あまりにショックが大きい。
「もう何年も前の話ですけど、まったく疑っていなかった状況での決定的な浮気現場ですからね。しかも、同棲してたマンションに男を連れ込んでいたこともあって、あれは凹みました」
重い口を開き、当時のことを話してくれたのは会社員の若村祐司さん(仮名・34歳)。
その日は3連休の初日で実家に帰省するため、朝8時ごろに家を出発。ところが、東京駅に着いて新幹線の切符を買おうと並んでいたときに甥っ子姪っ子へのプレゼントを忘れてしまったことに気づく。そこで自宅へ取りに戻ったところ、彼女と浮気相手の男性がリビングでくつろいでいたそうだ。
「普段からインターホンを鳴らさないので、このときも自分で鍵を開けて入ったのですが、玄関に見知らぬ男物のスニーカーがありました。彼女の希望もあって、お互い家には友達でも入れないようにしていたので、この時点でまさか……とは思いました。まあ、数秒後には残念ながら予感が現実のものとなってしまったんですけどね(苦笑)」
ドアを開けてリビングに入ると、まだ午前中なのに2人はビールを飲んでいたとか。しかも、浮気相手は上半身裸のトランクス姿で、彼女も下着にTシャツ姿(ノーブラ)。リビングには使用済みのバスタオルも無造作に置かれており、いかにもさっき一戦を終えたばかりの雰囲気だったという。
「行為中じゃなかっただけマシでしたけど、正直マジかよ……とは思いましたね。ただ、不思議なもので怒りの感情はあったのに、その一方ですごく冷静でした。2人とも私の姿を見て、その場で顔を真っ青にしたまま固まっていて、向こうのほうが明らかにパニクっていたはずです。彼女は『ち、違うの』とは言いましたが、上手いごまかし方が思い浮かばなかったのか、後に続く言葉はありませんでした」
このとき若村さんは持っていたスマホのムービー機能で現場の様子を10秒ほど撮影。その後、忘れ物を回収し、浮気相手に笑顔で「ごゆっくり」とだけ言って再び家を後にしたそうだ。
「それから彼女からのLINEが山のように来ましたが『帰ったら話し合おう』とだけ送り、ほかは全部無視しました。そのメッセージも、相手の男性は友人でシャワーを貸していただけと言い張り、浮気だと認めようとしなかった。素直に認めても別れる以外の選択肢はなかったですけど、あんな姿を見られても嘘をつく彼女に呆れてしまいましたね。同時に自分の女性を見る目のなさも痛感し、自己嫌悪に陥りました」
実家から戻ると彼女は男性を連れ込んだことは謝ったが、男女の関係は否定。ただし、そんな言い訳には耳を傾けず、その場で同棲の解消を告げたそうだ。
忘れ物を取りに自宅に戻ったら……
「友人がシャワーを浴びていただけ」と呆れた言い訳
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ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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