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「痴漢・盗撮を撲滅したい」“パトロール系YouTuber”の主張を聞く

「厳罰化と刑事手続の簡素化」が駆逐への近道

ガッツchでは「駆逐」を掲げるチャンネルとして、どのような将来的展望を持っているのか。中島氏曰く、「まずは法整備」だという。 「まず、性犯罪の厳罰化で抑止を測ることでしょう。そして、立件までの刑事手続の簡素化も必要です。私も目撃者として聴取されますが5~6時間拘束されます。被害者はさらに長い時間に及ぶ上に、辛い体験を話さないといけない精神的苦痛もあるので、これを軽減したいです」

監視カメラの位置を変えるべき

次に、鉄道会社や私たちなど民間への訴求だと中島氏は続ける。 「痴漢や盗撮を防止する観点では、無意味な位置についている監視カメラが多いので、専門家の意見を聞いたうえでの設置を検討してもらいたいです。そして女性専用車両の拡充と男性専用車両の導入です。トイレや温泉で実現できているので、不可能ではないはずです」 そして中島氏は、これらの施策を実現するために、以下の変化が必要だと話す。 「なにより、私の動画を多くの人に見ていただきたいです。それによって、世間が性犯罪防止にもっと関心を高めてくれることで、法整備や鉄道会社の動きも変わってくると思っています」
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暴力沙汰になったことはない
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Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。

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