「痴漢・盗撮を撲滅したい」“パトロール系YouTuber”の主張を聞く
痴漢や盗撮の撲滅を掲げる“パトロール系YouTuber”なる人物がネットを賑わせている。その名も「ガッツch」だ。リアルな犯行現場の映像や、加害者に声をかけて警察に引き渡すまでの緊迫感のある動画がいくつも公開されている。同チャンネルを運営し、現場で実際に加害者と対峙する中島蓮氏とはどんな人物なのか直撃する。
ガッツchの動画は、痴漢や盗撮などの犯行の瞬間から警察に引き渡すまでの一部始終が撮影された構成になっている。このようなチャンネルを始めようと思ったきっかけから尋ねてみよう。
「私がこれまで経験してきたことを、社会のために一番活かせるのがこの活動だと思いました。過去には暴力団に所属していたこともありますし、運営していたメンズエステが、摘発(不起訴)されたこともあります」
反社会的な世界から足を洗った現在、同チャンネルの活動は社会貢献のひとつだという。しかし、なぜ「痴漢と盗撮」をターゲットにしているのだろう。
「運営していたメンズエステは、風俗店ではないので性的なサービスは厳禁としていました。しかし、女性セラピストが何度拒絶しても、体に触ってくるお客さんは大勢いたんです。これは性犯罪と言って良いと思います。こうした性犯罪を少しでも減らしたく、誰もが被害者になりえる『痴漢と盗撮』についてのチャンネルを始めることにしました」
過去の経験を社会に活かしたい
誰もが被害者になりえるから…
Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。
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