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研修期間中に辞めた新入社員、現場を凍り付かせた一言とは?――大反響・驚きの新入社員トップ10

跡継ぎ息子が放った辞め際のひと言にア然!

建築関係 建築関係の仕事をしている鈴木翔さん(仮名・20代)が、ある新入社員について怒りを爆発させた。 「彼の父が同じ建築業界の会社を経営しており、継ぐまでの間にうちで『修行させてほしい』と入ってきました。社員にも当然その事情は知らされていましたが、彼の態度には納得がいかなかったです」(鈴木さん、以下同)  中小企業の社長が跡継ぎ息子をツテのある同業他社に預け、経験を積ませることがある。自社にはない技術や知識を得て、視野を広げさせるためだ。しかし、そもそも彼は覚える気がない。 「何か仕事を教えようとするたびに『あ、それ、うちの会社じゃ使わないんで教わらなくていいです』と断るようになって。現場は凍りついていましたね」  そんな態度なので上司たちも手を焼いた。終いには……。     「うちの会社は車でゴミ捨て場に行くのですが、上司が『じゃあ、ゴミ捨て行ってくれる?』と彼に頼むと、『車が汚れるんで嫌です』と。社会人としては考えられないようなことがスラスラと出てくるのがすごいというか……」  いろいろなことを妥協して仕事を頼むが、一向に成長が見られない彼。結局、1年も経たないうちに辞めていったという。 「最後に辞める時のひと言がある意味大物で。『うちの会社でやるようなことがあまりなくて。勉強にならないので辞めますね』と。恐ろしいのは、彼が将来、父の会社を継いで社長になるというところですよね」  ――実際に入社してから「こんなはずじゃなかった」「思っていた業務と違う」と感じることもあるはずだ。しかし、最初から「天職だ」と思えるほうが稀ではないか。仕事のやりがいや楽しみを見出すまでには、研修期間だけでは短すぎると思うのだが……。<取材・文/chimi86>
2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。
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