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北海道日ハム“新球場の大混雑”は本当か。記者が自腹で検証してみた

アクセス問題が解消したのは成績不振だから?

エスコンフィールド北海道

北広島駅行きバス乗り場。列は長かったが、5分とかからず乗ることができた

 一方、列そのものは最寄りの北広島駅行きのシャトルバス乗り場のほうが長かったが、こちらは立ち止まって待つことはほぼ皆無。スマホのストップウォッチアプリで最後尾に並んでから乗車するまでの所要時間を計ってみると3分48秒。スムーズすぎて待っているという感覚すらなかった。  バスは5分ほどで北広島駅に到着。ここも開幕当初は大混雑で入場規制を実施していたが、この日はそこまで混んでいなかったので規制はなし。そのままあっさりと改札を通ることができた。  開幕時と比べてシャトルバスが増台されているのは知っていたが、おそらくこれだけが原因ではないはず。観客数の少なかったこと、ワンサイドゲームで試合途中から球場を後にするファンが多かったことも影響していると思われる。  4月下旬に入ると観客数が1万5000人~1万6000人台にまで割れ込む日もあり、チームの成績と比例している感は否めない。試合後すぐに帰れるのはありがたいが、ファンとしては多少待ち時間が長くなったとしても満員のスタンドで勝利する姿がやっぱり見たい。  結局のところ、アクセス問題は立地よりもチームの成績に左右されている部分が大きいのかもしれない。 <TEXT/高島昌俊>
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フリーライター。鉄道や飛行機をはじめ、旅モノ全般に広く精通。3度の世界一周経験を持ち、これまで訪問した国は50か国以上。現在は東京と北海道で二拠点生活を送る。

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