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ぽっちゃりなのに、洋服が似合う男性の知られざる努力。4人のモデルがコツを伝授

「変わりやすい自分のサイズを常に把握しておくことが大事」

幸史さんポチャイリスタ②幸史さん(167cm・95kg・編集プロダクション社長)  僕の場合は「1に身幅、2に着丈、3に質感」って感じで選んでます。特に注目するのは身幅。ラインがキレイに見える服を買うことが、ワガママボディーを魅力的に見せる最大のテクニックだと思っています。  個人的に好きなブランドは「L.L.Bean」でネットストアで買うことが多いのですが、ネットだと試着ができないので、僕は常に自分のサイズを把握するようにしています。  これは「デブあるある」だと思いますが、数ヶ月で体型が変わってしまったりするので、常に現状のサイズを把握し、通販でも失敗しないように気をつけていますね。  手本にしているのは米国ドラマ『Breaking Bad』の主人公です。チェックのシャツや無地のニットにチノパンなど、シンプルでわかりやすい服装をしているので真似しやすい。「どんな服を着ればいいのか」と悩んでいる方は、こうしたお手本的な人物を探しておくのがいいですね。  そんな方にアドバイスするならば「シンプルでコーディネートしやすいアイテムを選ぶ」ということです。柄モノやクセの強いカラーだと組み合わせが難しかったりするので、なるべくスッキリとしたデザインや色味をおすすめします。

「週1でショップをリサーチ。足を使って自分的“逸品”との出会いあり!」

音跳No.2さんポチャイリスタ③音跳No.2さん(170cm・92kg・アウトドアショップスタッフ)  僕の場合はコーディネートに“遊び”を入れたいので、できるだけ古着の一点モノを探し、そこにハイブランドを注入して雰囲気を高めるようにしています。  こだわりのポイントは「MADE IN 〇〇」。〇〇はUSAだったりITALYだったりするんですが、まぁこれは自分の中のこだわりというか、気分的に満足感を味わいたいというか(笑)。  もうひとつ、僕は昔からスニーカーマニアで、年に30足くらいは買うのですが、だいたい週に1度はショップまで見に行っています。ネットでも調べられるのですが、やはり自分の肉眼で確かめてから決めたいタイプなので。  渋谷のユーズドセレクトショップ「ラグタグ」は、サイズが豊富でキレイめからストリートまで様々なジャンルが揃っている。もしもそこにジャストサイズがあると、値段にかかわらず買っちゃいますね(笑)。気に入ったモノとの出会いって大切じゃないですか。そういうアイテムと出会ったら、みなさんも絶対に手に入れて欲しいです! これは僕の心の叫びってやつですね。
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「太っているから」といって諦めない
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渋谷系ファッション雑誌『MEN’S KNUCKLE』や暴走族雑誌『ティーンズロード』などエッジの効いた若者カルチャーをテーマにした雑誌を多数手掛ける。現在はWebマガジン『Mr.Babe』でデブに特化したファッション&ライフスタイル情報を発信中。また、デブ限定の会員制オンラインサロン「Mr.Babe BIG MAN’s LABO」、大きいサイズのファッション通販サイト「Mr.Babe STORE」を開設。大きな男たちだけで日本の経済を向上させるべく奮闘中。X(旧Twitter):@nori09140914

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