更新日:2024年04月25日 19:26
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高速道路の渋滞中にグラドルが「漏れそう」ロケバス車内、限界ギリギリ衝撃のトイレ事件

渋滞中に「お腹が痛い」

渋滞 ロケバスで味噌汁を飲みきったころ、高速に入った。夕方18時ぐらいだっただろうか。まだそこまで渋滞していなかった。安堵してから「寝ちゃったほうが安全だ〜」とまぶたをとじる。  だが、寝不足にもかかわらず、まったく眠くならない。目をつぶって30分ほど経ったところで、急にお腹が鳴ったのだ。 「きゅぅぅぅ」  そう、この「きゅぅぅぅ」は空腹の音ではなく、お腹が痛いときに鳴る嫌な音のほうである。同時に冷や汗がでてきた。  免許のない筆者は、いま一体どこを走っているのか全くわからなかった。30分前よりもやや渋滞になっていて、速度は40kmくらい。“SA(サービスエリア)”の看板を探すが、ぜんぜん出てきてくれない。  お腹がどんどん痛くなる。トイレに行きたい。行きたいというよりも、行かないとマズい。痛みが5分続くと3分は少しラクになる。それを何度も繰り返す。汗がダラダラと流れてきた。

サービスエリアは遥か遠く…

 筆者はいままでの悪事を反省して、神頼みをした。 「神様、なんとかSAまでは持たせてください! もうお酒を飲みすぎないし、絶対に家賃も滞納しないし、浮気もしません。光熱費も期日までに払います。いい子にしますので、お願いします」  だが、そんな願いも虚しく「きゅぅぅぅ」という音が鳴る頻度は高くなる。  顔はどんどん青ざめ、神に祈る余裕すらなくなってしまった。景色が変わるスピードはどんどんゆっくりになり、渋滞がひどくなったことは一目瞭然だった。 「ぎゅるるるるるるるるるぅぅぅぅぅぅぅぅ」  運転席まで聞こえそうなほど、車内にお腹の音が鳴り響いた。筆者は「もうこりゃだめだ」と思った。車から1人で降りて「漏らすしかない。もう潔く漏らそう」と本気で決意した。  そして、スタッフに「ごめんなさい、お腹が痛すぎて、ここでおろしてください。帰りは自分でなんとかするので」と涙目で懇願したのだった。
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絶体絶命のピンチ「もう我慢できない」
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720

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