仕事

5月に「仕事辞めたい」と思った人が、実はやめるべき3つの行動習慣

勤務時間中のひと工夫。1時間に1度は姿勢を変える

コピーをする 週末に運動するだけでは不十分なので、平日の勤務時間中のひと工夫が必要です。座りはじめてから50~60分に1度は歩くことをおすすめします。  私も会社員時代は、1時間に1度は用があってもなくてもトイレや社内の売店に行ったりして、歩くようにしていました。プリンターまで印刷物をとりに行くとか、別の部署に提出物を持っていくとか、そのレベルでもいいのです。  席を離れられない時には、その場に立って、足踏みをするとか、屈伸運動をするとか、大きく伸びをするとか、そんなことでも構いません。とにかく、1時間に1度は姿勢を変えましょう。

②「動かない」をやめる

 疲れている、だるい。そんな週末。ごろごろ寝てばかりいたり、平日と同様にPCにずーっと向かっていたり、座りっぱなしだったりしませんか?  わかります。私もそういうことがあります。休みの日くらいだらだら過ごしたり、好きにしていたいですよね。  体調が悪い時に体を休めることはもちろん大事です。ただ、もしそこまで体調が悪くなくて、少しでも動くことが可能なら、ちょっとだけ体を動かしてみませんか?  人間は「動物」です。動くことが必要な生き物なんです。  WHOの「身体活動・座位行動ガイドライン2020」によれば、定期的な身体活動は、心臓病、2型糖尿病、がんなどの疾病の予防・管理に効果があり、うつや不安の症状を軽減、睡眠の向上、および 肥満の指標の改善、思考力、学習力、幸福感を高めます。  身体活動というと、スポーツやジョギングのイメージですが、日常生活で歩くことや家事も身体活動に含まれます。
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長時間の特別な運動をする必要はない
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姿勢調整師、姿勢科学士、JFCP認定セラピスト。会社員から姿勢ケアの専門家に転身。姿勢ケアサロン「姿勢専科 KCSセンター恵比寿」の店長。姿勢科学、健康科学の知識で「笑顔で元気に楽しく人生を過ごす方法」を伝えるコラム執筆、講演をおこなう。姿勢ケアの専門家・姿勢調整師の発掘、育成、開業をサポート。ニュースレター「姿勢と体のホントのお話

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