仕事

5月に「仕事辞めたい」と思った人が、実はやめるべき3つの行動習慣

長時間の特別な運動をする必要はない

歩くビジネスマン 健康増進のためにWHOが推奨しているのは「週に150~300分の中程度の有酸素性の身体活動」または「週に75~150分の高程度の有酸素性の身体活動」です。  中程度以上の身体活動の例はこんな感じです。  速歩き、犬の散歩、ボウリング、バレーボール、社交ダンス、ピラティス、太極拳、自転車エルゴメーター(30~50 ワット)、自体重を使った軽い筋力トレーニング(軽・中 等度)、体操(家で、軽・中等度)、ゴルフ、全身を使ったテレビゲーム(スポーツ・ダンス)、卓球、パワーヨガ、テニス、水中歩行、ラジオ体操、水泳、野球、ソフトボール、サーフィン、 バレエ(モダン・ジャズ)、スキー、アクアビクス、バドミントン。  荷物をもって歩く、階段を上る、仕事での作業、アイロンがけ、部屋の片づけ、風呂掃除、子どもや動物と体を使って遊ぶ、なども中程度の身体活動です。平日の通勤時間や仕事中、家事や育児などもカウントできます。  通勤時間に一駅歩く、駅や社内でエレベーターではなく階段で上るなど、体を使うことを5~10分でも積み上げていけば、そんなに長時間、特別な運動をしなくてもいいのです。

③「眠らない」をやめる

 変化が重なることでストレスを感じたり、心身ともに負担がかかる時であるにもかかわらず、睡眠不足ではありませんか? 睡眠には、次のような役割があります。 ①脳をしっかり休ませ、体をメンテナンスする ②自律神経やホルモンバランスを整える ③記憶を整理して定着させる ④免疫力を上げて抵抗力を高める ⑤脳の老廃物を除去する  つまり、睡眠が不足すると、脳と身体が回復しない、自律神経やホルモンのバランスが崩れる、記憶力が低下する、免疫力が低下する、脳の老廃物が蓄積される、ということが起こります。  疲れがとれない、なんとなくいつも体調がすぐれない、集中力や注意力が維持できない、 忘れっぽい、風邪を引きやすいという人は、睡眠が不足していることも多いです。
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忙しい時ほど睡眠時間はしっかり確保
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姿勢調整師、姿勢科学士、JFCP認定セラピスト。会社員から姿勢ケアの専門家に転身。姿勢ケアサロン「姿勢専科 KCSセンター恵比寿」の店長。姿勢科学、健康科学の知識で「笑顔で元気に楽しく人生を過ごす方法」を伝えるコラム執筆、講演をおこなう。姿勢ケアの専門家・姿勢調整師の発掘、育成、開業をサポート。ニュースレター「姿勢と体のホントのお話

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