更新日:2023年06月12日 01:37
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「ほら、あの子だよ…」尻軽扱いされ、志望業界に入れなかった女子大生の嘆き

 かつて援助交際が大きな社会問題になっていた時代、学校や職場などで「あの子、援交してるらしいよ」とのデマを流された被害が多発していた。実は、現在もパパ活という言葉に言い換えて同様の被害に遭う女性が後を絶たない。  自動車メーカーに勤める杉山千夏さん(仮名・25歳)も大学3年生のころ、パパ活女子だと身に覚えのない誹謗中傷を受けた経験を持つ。噂は大学内で拡散され、ほとんど話をしたことのない相手から「ほら、あの子だよ。例のパパ活の……」とひそひそ話をされたこともあったそうだ。
就活 女子大生

画像はイメージです

広告代理店勤務の大学OBを紹介してもらう

「就活に向けて準備をしていたのですが、私は広告業界を志望していました。すると、サークルの先輩のツテで広告代理店に勤めている大学OBの方を紹介してもらい、何度か食事やお茶をしながら業界の話や就活に向けてアドバイスなどをしていただきました。  その方は当時31歳で『会社ではまだ下っ端(笑)』と言ってましたが、大学生にしてみたら全然大人じゃないですか。話の途中で仕事の電話がたまにかかってくるんですけど、そのやりとりの様子がいかにもデキる男って感じで、私もこんな風にバリバリ働けるようになりたいと思うようになっていました」

OB訪問なのにパパ活扱いされてしまい…

 志望先の業界で働く大学OBと会っていることは友人たちにも話していたが、しばらくすると「卒業生相手にパパ活してる」とデマを流されてしまったのだ。  ちなみに犯人は学部が同じで“スピーカー女子”として仲間内では有名なA美さん。就活生にとってはそれほど珍しくない志望業界のOB訪問だったが、千夏さんの「素敵な方だった。ああいう上司の下で働きたい」などの発言に対し、「パパになってもらったらいいのに」と話していたとか。  しかし、この話から彼女がパパ活しているとするには無理がありすぎる気もするが……。
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問い詰めるも反省の色なし…
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ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

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