更新日:2024年07月18日 16:23
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コンビニ店員が遭遇した“最悪”のセルフレジ万引き事件「親が子を利用して」

 コンビニで長く働いてきた筆者。辞めていた時期もあるが、現在はライター業の傍ら、知り合いの店長に「人手不足」を理由に頼まれ、空いた時間だけ手伝う生活をしている。     人件費削減や業務の省略化などを目指し、「セルフレジ」がコンビニでも導入されているが、店員として現場で感じていることは……。また、今回はセルフレジにまつわる最悪の万引きエピソードを紹介したい。

店員の本音“キャッシュレスの一品だけならセルフレジを使ってくれ”

セルフレジ

※写真はイメージです。以下同

 筆者が仕事しながら心の中で思っているのは、キャッシュレス決済で購入するのが一品だけなら“セルフレジを使ってくれ”ということなのだが、相手の気分を害する場合もあるので、なかなか言えないものだ。  実際、筆者が某コンビニに客として訪れた際、レジでドリンクを購入しようと店員に「すいません、お願いします」と声をかけ、パスモでタッチしたところ、こう言われてしまったことがある。 「すいませんけど、パスモで支払いなら、次回からそこのセルフレジを使用してください」  セルフレジがあることに気が付かなかったのだが、その一言に対して、失礼とまでは思わないものの、あえて言わなくてもいいのに、と感じたものだ。

有人レジが混んでいる際はセルフレジを

 そんなわけで、筆者が店員として働いている際は、やりかたがわからないという人や、常連さんには、「こっちが便利ですよ」と丁寧に教えてあげるようにしている。  筆者が働く店舗においては、セルフレジを利用する人は少ない印象だ。やはり、有人のレジが混んでいる際は、セルフレジを利用してくれるとありがたいと思っている。  ただ、本部の人いわく、オフィス街の店舗では、かなりの確率で利用されているようだ。筆者がオフィス街の某店舗に行った際、セルフレジが10台ぐらい置かれていたのには驚いた。
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オフィス街では“同僚の目”が不正や万引きの抑止力に
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