コンビニのレジで「これ」しか言わない客は意外と多い。戸惑う店員の本音
―[コンビニ店員の浜さん]―
先日、SNSでコンビニにまつわるこんな投稿が物議を醸した。レジ横の肉まんやあんまんなどが入った蒸し器の真ん中に<外国人のお客様へ『これ』禁止。『肉まん下さい』と言って>という手書きの張り紙が掲示されていたというものだ。
「これ」という文字の隣には、指マークとみられるものが描かれていた。つまり、指をさして「これ下さい」ではなく、「肉まん下さい」とはっきり言ってほしいとのことだ(※「外国人」と限定しておきながら、日本語表記しかなかったことなどから批判の声があがり、コンビニの運営元は謝罪)。
筆者はコンビニで長く働いてきた。辞めていた時期もあるが、現在はライター業の傍ら、知り合いの店長に「人手不足」を理由に頼まれ、空いた時間に手伝う生活をしている。
今回は、多種多様な商品や決済方法があるなかで、レジでの「これ」問題をはじめ、店員と客のコミュニケーションについて書いていきたい。
外国人客は「これ」でも仕方がない
ベテラン店員の対応
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