更新日:2023年06月23日 18:26
お金

「私についてこれる男がいない」誰にも相手にされない40代港区女子の末路。タワマンパーティから姿を消した理由は

年商40億男でも満足せず。ベストな男を探し続ける29歳

港区女子港区女子の王道ゴールを目指し、婚活に奮闘する人もいる。大学時代から港区に入り浸り、一時はラウンジ嬢もやっていた佐田優菜さん(仮名・29歳)は、パーティに出向いては男をチェック。政治家や経営者、テレビマンなどいろいろな男と付き合ってきた。 「一度、港区で出会う男性を知ってしまうと、戻れない魅力があるんです」 ズバリその魅力とは経済力。2年前、年商40億円の経営者とは結婚寸前までこぎつけた。 「羽振りの良さは常識外れでしたね。衝撃的だったのは誕生日。『クラブ33』というディズニーランドのVIP御用達の会員制クラブに連れていってくれて、帝国ホテルのような個室に通されるとミッキーやドナルドたちが祝ってくれたんです。『この人ならミッキーもお金で買えちゃうんだ』と思わず脱力しちゃいました。後から聞いたら前金で5000万円ほど払ったと」

一般的な家庭が微笑ましいとも思うが…狂った金銭感覚

まさに夢のような時間だったが、瞬く間に華やかな生活に翳りが見えてくる。 「はっきりいって魅力はカネだけ。ボンボンだからか性格に難アリでとにかく自己中。プライドも高く、カネにものをいわせて絶対に謝らない。結局、愛想を尽かして婚約破棄しました」 気づけば30代目前。地元の同級生にはすでにママになった知人も多い。インスタで友人の家族写真を見ては羨ましいと感じることも増えた。 「一般的な家族の生活が微笑ましいとも思います。ただ、年収何億クラスの男と遊んできた感覚が今でも離れず、年収2000万でも折り合いがつかない。もちろん結婚はしたいですが、どこでボタンを掛け違えたのか……」 そう葛藤する間にも、佐田さんは年齢を重ね婚期を逃していく。
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不幸になる港区女子と幸せを摑む港区女子の違い
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