時速200Kmで爆走自慢する動画まで…在日外国人の危険運転、背景に日本のユルすぎる制度も
日本で車を運転する外国人の増加に伴い、さまざまな問題が起きている。交通習慣や規則の違いや、免許証切り替え手続き簡易化によって事故が誘発されているのだ。当事者たちの認識と実態に迫った。
在日外国人による危険運転が近年、相次いでいる。今年2月には神奈川県でフィリピン国籍の女性が飲酒運転で轢き逃げ。9月には埼玉県で中国籍の18歳男性が一方通行の道路を逆走し、日本人一人が死亡した事件が報じられた。
こうした事態の背景には、外国の運転免許証を日本の免許証に切り替える「外免切替」の緩さが関連している。試験が簡単なうえ、免許証の住所がホテルや知人の住所でも可能で、観光ビザでも取得できてしまうのだ。日本の交通ルールをすべて理解している必要もない。
外免切替を行った中国人の李さん(39歳)は話す。
「全10問の筆記試験と実技試験がありますが、仲介業者が予想問題をくれるので筆記試験は簡単でした。ただ、この前は一般道を逆走してしまってビックリしましたね。中国は日本とは逆で右側通行なので、たまにそうなってしまうんですよね」
大型免許を切り替えた韓国人の朴さん(36歳)は、「正直、日本の交通ルールはよく知らない」と話す。