更新日:2023年06月23日 18:26
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「私についてこれる男がいない」誰にも相手にされない40代港区女子の末路。タワマンパーティから姿を消した理由は

不幸になる港区女子と幸せを摑む港区女子の違い

港区女子華やかな港区の世界に足を踏み入れても、どんな顛末を迎えるかは人それぞれ。10年間、港区生活を送るコラムニストのジェラシーくるみ氏は「港区女子の運命を左右する分岐点がある」と話す。 「華美な世界に身を置きながらも、学生時代のまともな価値観を持った友人との繋がりを絶やさないことが大切です。友人たちが等身大の幸せを掴んでいく様子を見て『自分はオジと一緒にいて大丈夫か』と内省する機会になります。自分の望む幸せが港区にはないと気づけば、一般サラリーマンとの合コンに切り替えて着地(結婚)することも可能です」 一方、友人の平均的な結婚生活を見て「これで幸せなの?」と疑念を持つタイプは、完全に港区に根を張った人生に舵を切ることに。 「港区に残ってカネ持ちのオジと結婚できても、相手が軌道に乗っている経営者となれば、不倫三昧になることは前提条件。古い価値観ですが『浮気も男の甲斐性』と笑い飛ばせるくらいの肝っ玉が必要でしょう。『男のカネで裕福な暮らしがしたいけど、私のことを対等に扱ってほしいし浮気は嫌』という昭和と令和のハイブリッド型思考のコではやっていけませんし、実際、そんな感覚のまま結婚したコの大半はすぐに離婚しています」

欲しいものと手放せるものを早めに決断すべき

ほかにも港区女子として30歳を迎えた結果、愛人に切られたうえラウンジにも受からなくなり、実家に戻るも電車を乗り継ぎ港区のギャラ飲みに通い続けるイタい女性たちを見てきたんだとか。 「20代という若さは減価償却の資産。冷めない風呂なんてないのに、ずっと港区のぬるま湯に浸かってられると夢を見るのは危うい。相手とフェアな関係を築きたいとか、いつか子供を産み育てたいと思うなら相手は同世代から選んでカネは自力で稼ぐなどして、自分が一番欲しいものと、”代わりに手放せるもの”を早めに決断すべき。覚悟もせずに『愛もカネも子供も……』なんて思って港区遊園地から足を洗わずにいたら、何も手に入らぬまま立ち行かなくなってしまいます。それが一番悲惨です」 【ジェラシーくるみ氏】 東大卒の夜遊びコラムニスト。女性の生き方を中心に執筆。近著に『そろそろいい歳というけれど』(主婦の友社)がある 取材・文/週刊SPA!編集部
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