束縛彼女との結婚で転落…「頼られる存在」だった友人が“ほぼ無職”になるまで
結婚は人生の転機となる出来事。願わくば幸せな生活が続けば良いわけだが、当然そうもいかない場合もある。片岡陽平さん(仮名・33歳)の友人は、結婚してからというもの、別人に思えるほど豹変してしまったのだという。
「中学の頃の野球部時代の友人Aです。社会人になってからも一緒のチームで草野球をしていて、月2ぐらいで飲みに行く間柄でした。気さくで、よく周囲の相談に乗るようなタイプでしたね。ただ、今はそうした面影もなくなってしまい……。人ってこんなにも変わるものなのかと驚いています」
のちに結婚相手となる女性と出会ってから、Aさんは徐々に変貌していったそうだ。
「SNSで出会ったと聞きました。自分が最初にその女性に会ったのは、Aが草野球の試合に連れてきた時のこと。まだ交際してまもないころで、一生懸命に応援していました。試合が終わってからは、片時もAの側から離れようとしなくて、当時は微笑ましく思っていたんですが……」
それからしばらくすると、以前はほとんど皆勤だった草野球の練習を休みがちになるのだ。
「練習だけならまだしも、試合にも来なくなって……。理由を聞くべく、会って話をしてみると『彼女に行かないでほしいといわれている』とのことでした。Aのことを好きすぎて、一緒にいる時間を減らしたくないから引き止められるというんです。
束縛したがる彼女なんだと思い、『そんなことで草野球を制限されるのはおかしくね?』と正直に言ってみたんです。同意してもらえると思いきや、なんとブチギレられました」
頼られる存在だった草野球仲間が…
一緒にいる時間を減らしたくないから…
込み入った話や怖い体験談を収集しているサラリーマンライター。趣味はドキュメンタリー番組を観ることと仏像フィギュア集め
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