更新日:2023年07月14日 13:44
恋愛・結婚

円満な夫婦生活が破綻寸前に「子供はまだ欲しくない」“妻の手のひら返し”に愕然

結婚前の約束を一方的に反故にする妻に不信感

「彼女との間にズレを感じるようになったからです。最初は妻の『最初の3年はこのままで』という提案に私も同意しましたが、ちょうど3年が過ぎた昨年夏に改めて尋ねると『今のままで別によくない?』って。同じ別居婚でも期間限定と無期限では話が全然違ってくるじゃないですか。  しかも、子供についても『今はまだ欲しくない』と言われました。以前は彼女も30代前半での出産を考えていると話しており、それを踏まえて自分なりに将来の生活ビジョンを立てていたのに……。けど、それを台無しにされた気分で、今は妻に対する不信感が拭えません」  豊島さんの妻は現在32歳。最近は40代での出産も増えているとはいえ、今の彼女は子供を作ること自体に後ろ向き。このまま出産を望まない可能性も大いに考えられる。 「言われてみると結婚してからは、将来に関する会話の中でも彼女が妊活や子供の話をすることはほとんどありません。私からそういう話を振ってもすぐに話題を変えようとするし、意図的に避けてる感じがしてならないんです。だから、本当は子供が欲しくないのかなって。でも、聞くのが怖くて未だに確認することはできていません

今の状態では夫婦であり続ける意味がない?

 結婚前から子供を望まないと決めていたならともかく、2人の場合はそうではない。それだけに彼女の考えが懸念通りであった場合、別居婚以前に夫婦関係を続けていく自信はないという。 「一緒に暮らしてない、かつ子供も望まないとなると夫婦でいる意味はあるのかなって。彼女のことが好きだったから別居婚を受け入れましたし、最初はそれもまんざらでもないと思ったのも事実です。ですが、一緒に暮らしてないことは彼女たっての希望もあり、ウチの両親には現在も隠したまま。義両親は知ってるんですけど、ひょっとして自分って彼女にとって都合のいいヤツなんじゃないかなと考えてしまうんです」  夫婦のカタチはひとつじゃないとはいえ、それは信頼関係があってこそ。特に彼らのようにまったく一緒に暮らした経験がないまま別居婚を始めた場合、普通の夫婦よりも良好な関係を継続させるのは逆に難しいのかもしれない。 <TEXT/トシタカマサ>
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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