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FB友達1000人超のトップ就活生2人に聞いた【ソー活2012最新事情】

ソー活生

トップ“ソー活生”の2人。椎名さん、片山さん

 ソー活時代の新たなサービスとして注目を集めているのは、fecebook(以下FB)を利用して就活生と社会人のランチをマッチングする『ヒルカツ』。就活生が興味のある業種や希望するエリアを入力すると、該当する社会人が表示され、両者の希望が合えばランチができるという仕組みだ。サービス開始時には、『ヒルカツ』内で、よりたくさんの友達が登録している学生の上位30名を対象に、2月中にマッチングした昼食の費用がタダになるキャンペーンが実施された。

 そこで、今回はそのキャンペーンで男女それぞれトップを獲得した椎名真子さんと片山明憲さんに取材を敢行。ちなみに2人のFB友達を聞いてみると、なんと学生や社会人を含めて1300人超え! そんな、最前線のソー活生の生態に迫った。

⇒ 【ソー活元年】2011年のソー活エピソード集
http://nikkan-spa.jp/193101

――『ヒルカツ』を体験した感想はどうでしたか?

椎名: 最初にマッチングしたのがITベンチャーの方で、正直あまり興味がなかったのですが、ランチ代がタダになるのでお会いしました(笑)。業界の話だけでなく、就活全般の相談にものっていただき、私の考えに対して、「じゃあ、もっとこういうところを見てみたら?」というように考えを広げるようなアドバイスをいただけ、良かったです。

――就活に向けて社会人と話す機会はいつ頃からでしたか?

片山: 社会人と接点を持つようになったのは、2年生のときに課外活動で始めたボランティア団体を通して、社会人が立ち上げた別の団体の方と知り合ってからです。昨年の夏からは、就活関連の話をすることも増えました。

椎名真子

椎名真子さん

――ソー活をする学生は多いですか?

椎名:「ソー活」をニュースで見かけるようになってから、「FB始めなきゃ」という雰囲気はあります。けれど、就活にどうやって活かすかまでは、分っていない子が多いのが現状です。私も最初は「何か起きるのかな?」と気楽に使っていました。3年生の夏に企業の方から「インターンの選考に来ませんか?」と連絡がきたり、面接や説明会に行ったら「『いいね!』押してくれてありがとうございました!」と言われたり、意外と見られているんだなと実感がわいてきました。

――FBの見せ方や意識してるところはありますか?

片山: あまり気にしないです。人から「個性的」とよく言われますが、あまり就活だけに縛られたくないので、そのままの自分を出していったほうがいいかなと思っています。自分らしさを出した投稿が一番反応いいですし。

椎名: 私は人を楽しませることが好きなので、人が食いつくような投稿を心がけています。内容は、ニュースやネットを見て面白いと思ったことや、「GACKTの水着ライブやばかった!」とか趣味のことです(笑)。Yahoo!ニュースのトピックスが13.5文字で作られているという話を聞いてからは、意識して題名を付ける工夫もしています。

ソー活生

物怖じせず、リラックスして話す姿が印象的だった

――非ソー活世代と比べると、現代の就活事情をどう思いますか?

片山: 父親とよくそういう話になります。そのたびに、日本全体に元気があった父親の世代のほうがいいなと思いますね。別にソー活することは悪いことじゃないですけど、そこまでしなきゃいけなくなったのか、と疑問に思うことはあります。

椎名: 言い方が悪いかもしれませんが、昔のほうが就職は楽だったのかなという印象はあります。「こだわったのは、ハンコを曲がらないように押すこと」というようなことを聞いていたので(笑)。けど、会社自体をちゃんと見ずに入社した人が多いのかなとも思います。

――より会社の内部まで知ることができる。それがソー活の強みですか?

椎名: そうですね。企業のリクルーターだと人事に話がいってしまうと思って、本当に聞きたいことが聞けないこともあるんです。私だったら、「実際うちの学歴で、女性の営業は採用するのか?」という点が一番気になります。けれど、ソー活をとおして出会った方々は、そういった点も安心して具体的に聞けるので、とても助かっています。

片山明憲

片山明憲さん

――話題はガラっと変わりますが、ソー活って出会いも多そうですよね。

片山: います、います。僕の周りにもリクラブしてる連中が(笑)

――え、リクラブっていうんですか!? でも、片山さんも出会い多そうですよね?

片山: いやいや。周りの友達に自分のやってきたことを話すと、なぜか引かれちゃうんですよ……。だから、僕は落ち着いてから社会人デビューしたいです(笑) <取材・文・撮影/日刊SPA!取材班>




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