更新日:2023年08月15日 17:15
恋愛・結婚

「彼女を異動させてほしい」“職場不倫”発覚後の代償、男がついていた嘘に一同ア然

お礼のお菓子をきっかけに彼女への気持ちが変化

仕事終わりにデートするスーツを着た男女「すると、S美は昨日のお礼にお菓子を持ってきてくれました。前日は何も意識していなかったのですが、急に自分の気持ちの変化に気づきました。S美のことを異性として意識するようになってしまったんです」  周囲の従業員にS美の情報を聞きまわった内田さん。どうやらS美は40代で既婚者だというのだ。  笑顔が素敵でさりげないボディタッチにすでに心を奪われていたため、気づいたときには連絡先を交換していたと振り返る。 「ある日、仕事終わりにお茶をすることになりました。『この前は教えてくれてありがとう』と腕を組んできました。カフェでコーヒーを買い、手を繋ぎながら近くのベンチに座ったのですが、すでに胸がドキドキしていて。薄暗くなった頃を見計らって、彼女を抱きしめました。すると、彼女も微笑みながら抱きしめてくれたんです」

彼女は夫にバレて離婚

 その日は、S美が「どうしても帰らないと」ということで21時頃に解散。そして、別れ際にS美から予想外の一言が……。 「涙目になり『こんな気持ちになったの初めて』と私の耳元で囁きました」  その後は昼間のランチデートなどを重ね、ラブホでベッドイン。  しかし、浮かれていたのも束の間、S美の夫に2人の関係がバレてしまうことになった。S美は夫を説得し、内田さんには被害はなかったのだが……。 「結局、彼女は旦那さんにぶちギレられて別居し、その後は離婚にいたりました。私のことを庇うように旦那さんを説得してくれたことに感謝しかありません」  内田さんとS美の関係は、今も継続中である。職場では、同期には細心の注意を払い「バレていないはずだ」という。一方のS美は、これを機に転職した。不倫の代償は少なからずあるのかもしれない。 <取材・文/chimi86>
2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。
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