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ウーバーイーツが24時間営業に。月30万円稼ぐ“専業配達員”の意外なホンネ「営業している店がまだ少ない」

今年の東京は死ぬような暑さ

 昼夜逆転生活を続けた福島さんは、「キャバクラの店長を辞めたあと、特にやりたいことも無いし、月30万円ぐらい稼げれば新宿区で生活できるので、ウーバーイーツをはじめてみました」と話す。 「何より日光を浴びて生活したかったので、バイクの免許を持っていますがあえて自転車で配達をしています。汗をかいて夜の生活で壊れた心身を整えたかったからです。ただ、今年の東京の真夏は死ぬような暑さだから、空調ベストを着用しないと確実に倒れます。家で毎日ベストのバッテリーを充電するのが面倒に思っています。バッテリーがダメになれば、また買い換えないといけませんし」  筆者もウーバーイーツ配達員をやっていが、真夏の東京は灼熱で、配達を日中するなら対策が必要だ。バイクで配達しているが、首に濡らしたタオルを常に巻いている。それでも2時間連続で配達するのが限界で、配達を日中やるなら休憩しつつそれでも5時間までだろう。

会社員との兼業配達員の声

ウーバーイーツ もう1人にも話を聞いてみた。普段は会社員として勤務しているという須磨佳さん(41歳・仮名)は、24時間営業になったことで「ウーバーイーツで朝活をはじめた」と話す。 「フルタイムで普通に会社員として働いていますが、ウーバーイーツが24時間になる前は仕事が終わり、暇なときや、週末も暇なときに、ツーリング気分で都内をバイクで配達していました。バイクで走るのが好きなので、趣味と実益をかねて行えるウーバーイーツは自分にとって嬉しい副業です
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早朝5時から2時間だけウーバーイーツ配達員
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東京都出身。高校中退後、多くのアルバイトをしながら、惨めな人生経験を積む。バックパッカーとなり毎年海外へ出陣する。国内外より物品を仕入れて日本で物販に専念しつつ、よりよい人生を今も模索し続ける中年男性!

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