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仕事が“楽”になるChatGPTを使った「マニュアルの作り方」。あることをするとより理想の回答を得られる

【実践】マニュアルの作成方法

 ここでは、ChatGPTに猫の育て方のマニュアルを作ってもらいます。まずはあなたの置かれている状況と要望を伝えます。  具体的には「家で生まれた子猫を人にあげることになった」「(1のように)子猫をあげる人に育て方のポイントをマニュアルにしたい」ということを伝えます。次に、マニュアルとして作成するのであれば、タイトルがないと締まらないので、あなたが想定しているタイトルを記載しましょう。  しかし、これではざっくりとした指示になってしまうので、次に、2のように対象を限定して、マニュアルの内容レベルを決めましょう。さらに、「前提」と「制約条件」をつけ加え、より詳細な情報を提供してみます。

マニュアルの対象者を特定させるのが大事

 具体的には、自分が送り出す子猫に合った育て方になるように、前提に「あなたが知っている猫の情報」を提供します。さらに、制約条件に「考えと希望」を提供します。前提に基づいた猫の育て方では、育て方に偏りが出る可能性があるので、3のようにChatGPTが持っている「一般的な猫の育て方」についても追加してもらうといいでしょう。 『まねるだけChatGPT』説明 すると、下の画像のような回答がきます。文体の指定をしなかったため、やや硬いものになりましたが、指定した通りの「タイトル」で、10項目に分けた「マニュアル」が作成されました。これなら、子猫のことがよくわかっていない人でも、この子猫に合った育て方ができそうです。 『まねるだけChatGPT』説明 いかがでしたか。ChatGPTでは、前提や条件など詳細な情報を提供することで、より精度の高い回答を得ることができるのです。
『まねるだけChatGPT』書籍

『まねるだけChatGPT』

文/日刊SPA!編集部
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