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<漫画>「自分が死ぬ夢」をよく見てしまう…『死役所』作者ならではの職業病

「自分が死ぬ夢」をよく見てしまう

――あずみさんはSNSもやっていませんし、ケータイも最近やっとスマホに替えたとのことで、「世間の流れに易々とのってたまるか」という意思も感じてしまいます。 あずみきし:多数派になりたくない気持ちはずっとあります(笑)。 ――死生観を描く本作品だからこその職業病はありそうな気がしますが、いかがでしょう。 あずみきし:「自分が死ぬ夢」を見ることは非常に多いです。ついこの間も殺されそうになる夢を見ました。夢だけど感触がリアルで本当に怖いんですよ。 ――やはり、日頃それだけ想像力を働かせながら描いているということですかね。「死後の世界」についてはどうお考えですか? あずみきし:何もないんじゃないですかね。死んだら終わりというか。 ――意外と唯物論的ですね(笑)。でも、それはそれで怖くないですか? あずみきし:死ぬのは凄く怖いんですよ。もしかしたら生まれ変わりはあるかなと思っています。この間、ずっと行ってみたかった青森の恐山まで旅行したんですけど、自分に霊感が全くないからこそ、ああいった世界や文化に惹かれてしまうのかもしれません。 <取材・文/伊藤綾>
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1988年生まれ道東出身、大学でミニコミ誌や商業誌のライターに。SPA! やサイゾー、キャリコネニュース、マイナビニュース、東洋経済オンラインなどでも執筆中。いろんな識者のお話をうかがったり、イベントにお邪魔したりするのが好き。毎月1日どこかで誰かと何かしら映画を観て飲む集会を開催。X(旧Twitter):@tsuitachiii

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【『死役所』連載10周年記念 あずみきし先生初サイン会】

■開催日時:2023年10月7日(土)13:00開始
■場所:芳林堂書店高田馬場店8Fイベントホール
■対象書籍:『死役所』24巻 あずみきし(定価:税込726円)

※上記対象書籍を予約・ご購入いただいたお客様がイベントにご参加頂けます。
※サインにはお宛名とイラストが入ります。
※サイン会へのご参加は参加券番号順となりますので、参加券番号の選択・指定はできません。

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