更新日:2023年12月07日 19:17
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あおり運転をした“ヤンキー仕様の車”が返り討ちに。高速道路で覆面パトカーに連行されるまで

覆面パトカーらしきクラウンに希望を託す

サイレン「後方に白い覆面パトカーらしきクラウンの姿が見えていました。そのクラウンに希望を託すほかなかったです。ちなみに、黒い車はクラウンには気づいていなかった。ただ、私たちがスピードを出して捕まったら元も子もないので、視界の隅にクラウンを確認しながら、徐々に黒い車へ近づかせるための絶妙なアクセルワークが求められました」  そして、次の瞬間——。クラウンのパトランプが光ると、「そこの黒の車、付いてきてくださーい」。黒い車はみるみる減速していき、パトカーに誘導されて近くのパーキングエリアに消えていった。  その後、黒い車と遭遇することはなく、無事に目的地に着いた。原田さんは「あの日、私の運転スキルはグッと飛躍したと思う」と苦笑いだった。

明らかにあおってくるトラック運転手

 主に木材をダンプトラックで運搬している山本憲司さん(仮名・30代)。普段は下道を使用するのだが、その日は片道2時間かかる場所だったため、高速道路を走行していた。 「いくら高速道路とはいっても、重い材を積んでいるのであまりスピードを出せません。なので、左車線を走行するようにしていました」  そこに、後方から大型のダンプトラックがかなりのスピードで近づいてきたという。山本さんは、「嫌だな」と思いながらも、荷物を安全に運搬しなくてはいけない状況のため、そのままのスピードで走行を続けることにしたそうだ。 「横から追い越してくれるだろうと考えていました。しかし、運転手はしつこく私の後ろに付き、明らかにあおってきたんです
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まさかの結末
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2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。

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