恋愛・結婚

「嫁とは絶対別れる」職場の先輩と“不倫愛”に溺れて妊娠・堕胎。復讐するまでの一部始終

拒絶され、ギリギリまで悩んだ末に堕胎手術

 避妊せずにカラダの関係を持っていた自分を棚に上げていることや、令和の時代には考えられないほどモラルがぶっ壊れていることなど、ツッコミどころがありすぎる最低発言。紀美奈さんのショックは想像を絶するものだったでしょう……。 「パニックになってしまって1ヶ月ぐらい会社を休みました。休んでいる間も彼にはLINEしていましたが、逆ギレの暴言を吐かれるか、他人行儀な敬語で冷たくあしらわれるか、無視されるか、という感じでしたね。だからギリギリまで悩みましたが堕胎手術を受けました」  紀美奈さんは一時的に復職しますが、先輩と同じフロアにいることで気分が悪くなり再びパニック状態になってしまっていたそうで、けっきょくは退職。しかし、泣き寝入りはしなかったそうです。

実は会話を録音していた…徹底した復讐劇

怒る女性徹底的に復讐しました。実は『そうやってお前も女を捨てるんだな』の一連の言葉は、一言一句間違いのない彼の発言なんです。というのも、女友達からアドバイスをもらっていて、妊娠を彼に伝えるときの会話を全部録音していたんですよ。  それで、私自身が慰謝料請求とかされることも覚悟のうえで、奥さんにその音声データやLINEのやりとりのスクショを送り付けてやったんです。先輩からは鬼LINEや鬼電がありましたが全部スルーしておきました。私の味方をしてくれていた同僚から聞いた話では、その後、先輩は奥さんから離婚を突き付けられて、たっぷりの慰謝料を請求されたり、子どもには二度と会わせないと宣言されたりして、困っているそうです。少しだけスッキリできました」  不幸中の幸いで、今のところ奥さんから紀美奈さんに対して慰謝料請求が来ることはなく、先輩とは完全に縁を切ったそうです。今は前向きに次の恋に進む気持ちになれているとのこと。彼女が誠実な独身男性との新たな恋愛をスタートできるよう、応援しています。 <文/堺屋大地>
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『文春オンライン』、『smartFLASH』などにコラムを寄稿。LINE公式サービス『トークCARE』では、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。X(旧Twitter):@SakaiyaDaichi
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