更新日:2023年12月31日 14:10
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「夏よりも濃いニオイ成分」が分泌…“冬だからこそ”気を付けたい汗のニオイ対策とは

ニオイに年齢は関係ない?

対策・予防としては、日常的に汗腺の機能を強化することだそうで、「ジムでのエクササイズやサウナなどでの発汗が効果的ですね」とメッツィングさん。そのうえで、風呂上がりの清潔な状態で、デオドラント剤を使用することで、防臭効果を一層向上させることができるわけだ。 「基本的にニオイは年齢というより、生活環境に大きく左右されるもの。上記のようなニオイ予防を実践していただければ、かなり改善するかと思います」

「拭く」より「予防」が大切

1990年代後半、制汗デオドラント市場では、香りで体臭をマスキングする商品であふれていた。そんななか、シービックの社長が、ヨーロッパの展示会で汗・ニオイを元から抑える「天然アルム石(ミョウバン)」に出会った。そして「これは良い!」と取り入れ、1999年に発売したのがデオナチュレだった。 「当時の制汗デオドラントは『汗と香りが混ざると不快な臭いになる』といった意見が散見されました。ですが、弊社のデオナチュレは、体臭をマスキングするのではなく、しっかりと制汗・防臭する特性を持っています」 その後、2008年に発売されたのが「男デオナチュレ」シリーズ。文字通り男性向けの制汗デオドラントとして、忙しい朝でも手を汚さずにササっと塗れる手軽さが人気の秘訣なのかもしれない。 「男性の多くは『汗は拭くもの』と考える傾向がありますが、実は予防することの重要性のほうが高いんです。」 ===== 緊張やストレス、生活環境に起因する汗のニオイは、知らず知らずのうちに他人を不快にさせる可能性がある厄介な存在。すでに対策している人はもちろん、これまで意識していなかった人は、今一度自身のニオイに関心を向けてみてはいかがだろうか。 <取材・文/ 西脇章太(にげば企画)>
1992年8月生まれ。三重県出身。県内の大学を卒業後、証券会社に入社し、営業・ファイナンシャルプランナーとして従事。現在はフリーライターの傍ら、YouTubeにてゲーム系のチャンネルを複数運営。また、Web記事専門の編集プロダクション・合同会社にげば企画を運営。特技は音楽、趣味はゲーム全般と散歩
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