――結婚観に変化はないものですか？ 岡田　結婚願望はあります、子供も大好きなので。20代のうちにできたらと思っていますし、良い人がいたら男女問わずに結婚したいと思ってます。女性だったらパートナーシップを結ぶし、男性だったら婚姻届を出すし、そこはどちらでもいいです。 ――お酒の場での出会いもありそうですよね。 岡田　家で飲むことが多いんです。外だと人に絡みにいっちゃうんで（笑）。 ――酒グセが悪いんですか（笑）。 岡田　友人と飲みに行くことが多いんですけど、バーとかでタイプのお姉さんを見つけたら「可愛いっすね～」って、すぐナンパしにいっちゃう。で、いつも友人に怒られます。最近ナンパしたのは、情報番組のキャスターをやってる年上のお姉さんで、気づいたら彼女の頭をヨシヨシしてました（笑）。飲み始めたら、最後まで突き抜けたいタイプ。男女問わずに肩組んで「飲み曲を歌おうぜ～！」って感じになっちゃうんです。 ――そういう岡田さんのキャラクターもどんどん出せたら面白そうですね。 岡田　お酒を飲む番組も出たいですし、オリジナルの日本酒とかも作ってみたいです。お酒が完成したらファンミーティングを開いて、おちょこで乾杯できたらいいですよね！ ――でも酔って粗相するおじさんがいたら、怒っちゃいそうですよね。 岡田　そうなんですよ～、私って飲みの場で説教もしちゃうんです。以前も彼女が家で待ってる友人に「こんな夜中まで飲んでて大丈夫？」って聞いたら、「なんか帰りたくなくてさ～」とかいうからタクシー代を渡して「御託はいいから彼女のもとに今すぐ帰りなさい！」と叱ったことがあります。 ――二面性どころじゃないキャラについていけなくなってきました。 岡田　だから、人間性としてはヤバい人だと思ってください（笑）。自分の中にもいろいろな岡田奈々がいるなっていう感覚があるんですよね。これから徐々に解放していって、人間味の溢れるアーティストになりたいです。 取材・文／吉岡 俊　撮影／後藤 巧　ヘアメイク／清水恵美子（maroonbrand）　スタイリスト／髙橋美咲（Sadalsuud）　衣装協力／デシグアル 東京 銀座中央通り