ラブホの受付に「ゴルフバッグを担いだ客」が…バイト男性が驚愕したその“中身”とは
現在はタッチパネルなどでチェックインの手続きを行う無人フロントが主流になりつつあるラブホテル業界。だが、その一方で昔ながらの有人フロントのラブホテルも数を減らしながら根強く残っている。
現在は健康食品メーカーの営業マンとして働く河野翔太さん(仮名・31歳)も20代前半の数年間、ラブホテルでアルバイトとして勤務。フロントでの受付対応と部屋の清掃の主に2つの業務を担当していたという。
「専門学校卒業後に就職した会社を半年で辞めてしまい、それからはラブホのバイトをしながらパチプロの真似事のようなことをしていました。ただ、勤務先のラブホは北関東でも郊外にあったのでお客さんは少なかったですね。日中や夜の早い時間は休憩利用の方がそれなりにいましたが、私は基本的に23時~翌朝7時の夜勤担当。週末の金曜土曜は多少お客さんが増えましたけど、それでも満室になることはなかったです」
拘束時間は長くても仕事量は少なかったのでバイトとしては気に入っていたとか。ただし、働き始めてから1年ほど経った某日、“ある奇妙な男性客”に遭遇する。
その日、急用で欠勤した女性パートの代わりに久々に昼間に出勤した河野さんがいる受付にやってきたのは、品の良さそうな眼鏡姿の40代くらいの紳士。連れの女性の姿はなく、1人でのチェックインだったそうだ。
「そういうお店の女性とラブホテルを利用する場合、男性が先に1人で部屋に入るため、これ自体は決して珍しいことではありません。でも、フロントはお金の受け渡しができる程度の小さな窓口しかなく、相手の姿が確認できないんです。それでフロントに設置された防犯カメラの映像をモニターでチェックすると、男性はなぜかゴルフバックを担いでいたんです。仮にゴルフ場や打ちっ放しに行った帰りでも普通は車のトランクに入れておくはず。きちっとした身なりの方でもその時点で怪しいじゃないですか。防犯上の理由もあったため、『失礼ですがそちらのゴルフバッグは……』と尋ねたんです」
拘束時間は長いが、“ラク”なバイトだった
ゴルフバッグを担いでチェックインする不審な男性が…
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ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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