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猫と暮らすと「幸せになれる」ワケ。癒やされるだけじゃない、驚きの“健康増進効果”も

背景には「猫だけが持つ可愛さ」も

猫と暮らすこうした健康増進効果の背景には、猫だけが持つ可愛さもあるという。 「丸い輪郭に、大きな目、小さな口とおでこという猫の顔のつくりは、動物行動学の用語で『ベビースキーマ』と言われる人間の赤ちゃんの顔に近いとされています。だから、人は赤ちゃんと接するように癒やされてしまうわけです」 結果、医療費の面ではネコノミクス効果も表れる。 「猫に限ったデータではありませんが、ドイツではペット飼育で年間7600億円、オーストラリアでは約3000億円の医療費節約効果が発生しています」(同) ただ可愛いだけではない。猫はゆりかごから墓場まで僕らに寄り添ってくれるのだ!

猫がもたらす癒やし効果

猫と暮らす①心拍数・血圧を下げてくれる ②飼育者にうつ病が少ない ③他者とのコミュ力が向上する ④子供の免疫機能の発達促進 ⑤高齢者の不安を取り除く 【獣医師/日本動物病院協会理事・吉田尚子氏】 同協会の広報、アニマルセラピー担当で、NPO子ども支援センター「つなっぐ」の理事も務める 猫と暮らす取材・文/週刊SPA!編集部 写真協力/「猫と暮らす」人々や保護猫団体より ※11月28日発売の週刊SPA!特集「猫と暮らす」より
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週刊SPA!12/5・12合併号(11/28発売)

表紙の人/ 江籠裕奈(SKE48)

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