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歌舞伎町で24時間過ごす家出少女の年末年始。寒い夜歩くのはダルい…――仰天ニュース・年末年始トップ10

篠原雄二さん(仮名・52歳)日雇いバイト、年収約100万円

篠原さん。レジャー目的でない、生活のための車中泊はいつまで続くのか

「車中泊難民 50代で家がない…年収100万円、介護離職の過酷」で取材した篠原さん。3年前に25万円で購入した軽バンに家財道具と母親の遺骨を積み込み、車中泊生活をしている男性だ。ガソリンは車上生活を成り立たせる貴重な資源のため、エアコンは節約しがちだが、夏には2度、熱中症になりかけたという。そんな篠原さんの年末年始の予定は? 「冬休みが始まると、学生とのシフト合戦が。2019年はクリスマスに警備、年末年始はコンビニで働く予定ですが、うまくいくかどうかはまだ分かりません。コンビニは暖かいから、ぜひ働きたいのです。廃棄弁当も欲しいし…」  夏場の灼熱地獄を教訓に、冬場はカセットボンベを車中に常備しているという。 「下北沢に車中泊しやすい場所を見つけたので、そこを拠点に日雇い派遣労働中です。コインシャワーが近くにあり清潔さを保てるので、人前に出る仕事も堂々とできるので、年末年始はここにいる予定です。寒い日は車中で一人鍋(スーパーの見切り野菜と魚肉ソーセージがメインの野菜鍋。塩味)を満喫しますよ」  意外とたくましくサバイバルしていた篠原さんは「2020年こそ、母親の遺骨を納める場所を見つけてやりたいです」と抱負を語ってくれた。 <取材・文/日刊SPA!取材班> ※初公開2020年1月5日 記事は取材時の状況。ご注意ください
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