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“帰省ウツ”の28歳女性、「人生で最悪の正月だった」無法地帯の鍋とは?

「人生で最悪の正月だった」無法地帯の鍋

ズワイガニのカニ鍋 コロナ以前に親族が集まった正月には、豪華なカニ鍋もあったというが、えりさんにとっては「人生で最悪の正月だった」という。 「おせちは事前に聞いていた母が作ったものだけ少し食べて、もう部屋に戻ろうとしたら、カニを持ってきた親族が『いいカニだから絶対に食べなさい』とすすめてきました。鍋に入っている野菜はすべてズボラな叔母が切り、みんな素手で適当に鍋に入れていました。  カニに関しても素手で各々が好きに入れている感じで。取り箸があるのに何人かは無視して直箸でまぜるわ、つつくわ……。見ているだけで鳥肌が立ちました」  えりさんいわく“無法地帯の鍋”だったそうだが、少しだけ口に入れた。そして飲み込まず、トイレにダッシュしたんだとか。 「もう気持ち悪くて気持ち悪くて。みんなの前で吐かなかったのが不幸中の幸いでした」

コロナ禍では帰省せずに済んでいたけど…

 潔癖症なのか? とえりさんにたずねたが、むしろ部屋は汚く、自身をズボラな方だという。 「お風呂に入らないままベッドに入ることに抵抗はないし、生ゴミを少々溜め込んでも気にしない方です。でもなぜか、他人の作った料理は苦手。どれだけ仲がいい子の手作りもダメだったし、なんなら結婚を考えた彼の作ったご飯も吐いてしまいました。母の料理しか無理なんです」  外食もダメなのかと思ったが「外食はむしろ好き」だというから意味不明。 「外食は他人の手だけど、お金を払っているし、作り手がプロだから平気。ただあまりに外観が汚い飲食店や、衛生面に不安を覚えるような店のものは食べられませんけど。海外旅行もレストランやホテルの料理は食べられるけど、屋台では食べられません」  コロナ禍のおかげで、その間は帰省せずに済んでいたというが、「2024年はそういうワケにもいかず……」と眉間シワをよせるえりさん。今回の取材は2023年の年末だが、彼女が実際どうしたのか気がかりである。 <取材・文/吉沢さりぃ>
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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